概要
女性検察官。司法試験に2回落ちて3回目で合格した後、様々な苦労を重ねて現在の地位を築き、動画では「検察の女王」を自称している。名前の元ネタは草刈正雄であろうか?
別シリーズに登場する弁護士の笠霧智也とは先輩と後輩の関係であるという(草刈の方が先輩)。
彼女の上司が北市寛人検事長(高等検察庁の長。ちなみに地方検察庁の長は検事正と呼ばれる)であることから、彼女は高等検察庁の検察官であることが分かる。
余談
動画では有罪率が99%を超えているという理由で「検察の女王」を自称しているが、日本の裁判所はもともと刑事裁判の有罪率が99%を超えているのが昔からの常識であり、日本の検察庁には有罪率100%の検察官も当たり前にゴロゴロ存在しているのだから、単に有罪率の高さだけでは「検察の女王」を名乗る理由にはなり得ないはずである。
恐らく現時点までで公開された彼女が主に登場する動画で過失致死で罰金20万円の1審判決を不当に地方検察庁が控訴して彼女に回ってきた後、この事件を独自に捜査して寝たばこによる過失ではなく、意図した放火であることが判明し過失致死罪から殺人罪に訴因変更をし、控訴審で被告に対する逆転死刑判決を勝ち取ったことが理由かもしれない。
このようなことから、彼女が出世し地方検察庁次席検事や高等検察庁次席検事に就任することになった場合、本件のような経験が生かされるであろう。
なお、現実の日本では2024年に畝本直美が女性初の検事総長に就任している。