概要
原作となったネット小説版、合田蛍冬作画の漫画版、taskey STUDIO作画のタテヨミ漫画版と複数の媒体があるが、共通してグラマラスで巨乳が特徴。
(他、合田版では蝶結びの髪留め、タテヨミ版では口元のホクロという具合にそれぞれ特徴がある)
常に明るく笑顔を絶やさず、どんな嫌がらせがあっても全く動じない天然なのか鋼メンタルなのか分からないふわっとした一面も覗かせる。
初体験は12歳の時で、経験人数は一人だと自己申告している。
初めての赴任先の高校である睦月高校が問題児ばかりが集まる学校であり、彼女は前任の教師の代わりとして臨時でやってきた。
その前任の教師は、所謂『センコーいじめ』が原因で自殺未遂をしており、彼女もまた新たなターゲットになるのだが…
心春の本当の顔は…
ここからネタバレ及び閲覧注意
その作品タイトル及び名前に隠された文字『かサイコはる』が示す通り、普段の笑顔の内に秘めた本性はサイコパスで生物は勿論、人間を殺害することに躊躇いがない。
特に、自らが『悪』だと判断した者には容赦が無く、対象がどうなろうとお構い無しに自らの快楽を満たす為に拷問ソムリエじみた事を実行する。(拷問ソムリエは依頼で動く上に事前調査を行ってから執行しているため、やや異なる)
心春自身が対象の嫌がらせならまだしも、生徒の一人である冬川アザミへの性的いじめの実態を本人から聞かせれその主犯の三人の存在を知ると、過去に心春が教師を目指すキッカケとなった先生との『約束』を遂行する為に動き出す。
三人中二人を惨殺し、一人にその罪を擦り付け自身も被害者として振る舞いその最後の一人に生き地獄を味合わせるいう恐ろしい事をしているが、アリバイ工作が完璧な上に普段の振る舞いの差から彼女が周りから疑われる事は全く無く完全殺人をやってのけてしまった。
アザミの件に関しても、彼女に同情して復讐をしたのではなくアザミは口実に過ぎず、実際は彼女をも「便利な子」として自身の一連の行動の糧として利用しているに過ぎなかったが、結果的にそれがアザミの人生を良い方向に変えており主犯格以外の生徒達をも更正させている。
また、敵対する者には容赦無いものの、途中で更正した者にはそれ以上の制裁を加えることは無い。
事実、主犯格の一人だった金沢綾羽の取り巻き二人も当初は心春及びアザミとは対立しており一人は心春から腹パンを食らっているが、金沢亡き後にアザミに当たり散らしていた時に心春に促され改心、アザミとも和解しその後二人は心春に反抗する事も無く彼女の離任式の際には過去の行いを詫びて更正させてくれた事に感謝していた(タテヨミ版ではアザミとの和解後に三人で仲良く高校生活を満喫している様子が描かれ、アザミもまた高校生活がこんなに楽しいものだったんだと実感し充実した日々を送っていた)。
このように悪に対しては『毒をもって毒を制す』の如くとことんえげつないやり方で追い込んでいくが、反面に自分を慕う者や敵意の無い者にとってはとても頼れる存在となっている。
まあ、本人は特に意図した訳ではなく利用価値がある存在だと思っているに過ぎないのだが…
実は小学校時代から既にサイコパスな思考の持ち主で、興味本位で恨みの無い動物を虐殺し挙げ句当時の担任の女性教師にも危害を加えたが、その教師の『あなたのその力は弱いものを守るために使いなさい』という教えに心を射たれ、以後は本当に『悪』な存在以外に理不尽に彼女の『力』を振るう事は無くなり、またその時の教師のような先生になって自分も生徒達を守って幸せにしたいという願いから教師を目指すことにした。
もっとも、彼女の理想の為の言動にかなりの問題があるのは事実なのだが…
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校長(でんぢゃらすじーさん)…掲載雑誌の対象年齢が本作より低いにもかかわらず過激な体罰を行う教師。しかも上記のような大した事していない生徒でも同様。一応、ギャグ補正によりある程度は救いのある結末になってはいて、この教師自身もギャグ補正に救われる事が多い。