概要
蔓でできた馬に乗る、頭部が薔薇の人型幻想体。
緑色の蔓だらけの森の空間を形作る。
分類はF-01-16-10、危険度(リスクレベル)はHE。
依頼でとある人を狩ろうとしている。
そのとある人とは彼と出会う前に囚人たちへ匿ってもらおうと寄ってくる、呪われて捨てられた林檎。
恐らくこの林檎は白雪姫の林檎であり、依頼人は黒檀女王の林檎なのだと推察される。
彼と依頼主は「物語は筋書き通りに進むべき」という思想を持っている。
「白雪姫を殺す役目を果たせなかった林檎」という存在が筋書きに反し姫になることがないよう女王から依頼を受けたと考えられるが、
それゆえに林檎を匿ってやったとしても、それが新たな「物語」であると彼が判断したなら(林檎に気づいていそうな素振りに反して)そのまま見逃してくれる。
しかしその際、「それがそなたによって違えられたのであれば、その責任を負わねばならぬだろう。」と意味深な言葉を残していく。
「物語を生み出した者はその物語が登場人物に辿らせる運命に対して責任がある」ということだと思われ、
前々作、前作に登場するとある人物らの関係性を思わせる。
E.G.O「投げ縄」
この幻想体が抽出元と思われるE.G.O。
発動すると彼とほとんど同じ姿に変化。棘の投げ縄で敵を攻撃する。
E.G.O侵食時は頭が薔薇になる。
E.G.O使用者
余談
モチーフはグリム童話の『白雪姫』に登場する猟師(狩人)だと思われる。