CV:福山潤。
17歳。身長177cm。
枢を崇拝しており、架院暁と共に「枢様の懐刀」と呼ばれる。だが、出会った頃(幼少期)は特別扱いされる枢を快く思っていなかった。生家の藍堂家は「反元老院側」とも言えるほどの「王権懐古派」。「天才少年」と言われテレビ出演の経験があり、その番組を見ていた枢に呆れられる。(嫌われる?)枢に特別扱いされていた発狂前の優姫を快く思っていなかったが、優姫の血は好んでいた。上級吸血鬼の特殊能力の一種・氷の能力を操る。閑殺害の唯一の目撃者で、零が吸血鬼だと知りながら黙認する。枢に任されて学園を守っていた際、対峙した李土の純血の力により操られかけたところを、優姫に助けられる。優姫達が学園を去った後、枢を追いかけて暁と瑠佳と共に学園を離れ、1年後には優姫の教育係になっており、何かと優姫の面倒を見ている。
小説「憂氷(アイスブルー)の罪」で登場した如月風花に対しては、当初は素っ気無いものの、純粋な彼女と接するにつれ、他の夜間部の生徒達のように実験台としてではなく、彼女自身を気に掛け始める。だが、風花がレベル:Eへの進行を迎えたため、自らの手で粛正することとなった。この件をきっかけに、英は以前にも増して元人間の吸血鬼に対する複雑な感情を抱える。英にとって、風花は元人間の吸血鬼でありながら嫌悪感を抱かせない唯一の対象となった。