概要
血小板は、原則として血管の中しか動くことができないが、白血球と結合することにより、遊走能力を借りて自由に移動することができる。
血小板の主な仕事場は傷口で、白血球とは一緒に仕事をすることが多い。また、血小板は血管の外にある損傷部位に自力で移動することはできないため、連れて行ってもらっている。
また、この状態の血小板は白血球を活性化させる物質を放出するため、持ちつ持たれつの関係である。
はたらく細胞
作品の随所に見られる、白血球が血小板を肩車している状態をさす。
原作でも単行本3巻表紙などに描かれているが、アニメ版ではオープニングでこれが描かれたことにより、冷徹な殺し屋とかわいらしい女の子の組み合わせに注目するファンが続出した。
調べたところ実在する形態だと知ったファンが、この構図を実際の血小板-白血球複合体になぞらえて呼ぶことが多くなった。
なお、原作でもアニメ版でも、この肩車形態が「血小板-白血球複合体」を表していると明言されたことはなく、あくまでファンによる呼称である。
劇中でこれが登場するのは、白血球や血小板が仲良く遊んでいる時がほとんどで、血小板が白血球の肩車で現場に向かっている様子はない。