概要
羽民たちが暮らす「羽民国」の東南に位置するとされる「讙頭国」で暮しているとされる異民族。
驩頭(かんとう)、讙兜(かんとう)、讙朱(かんしゅ)と呼ばれる事もある。
中国語ではホァントウレン(Huantouren)、上古中国語ではコーンドーニンもしくはコンドーニン(Qhondonjin, qʰoːndoːnjin, qʰondoːnjin)、韓国語ではファンドゥイン(Hwanduin)、ベトナム語ではホアンダウニャン(Hoan Đầu Nhân)と呼ぶ。
人間の姿をしているが翼が生え、口は鳥の嘴があるとされており、穀物や柳の実を良く食べ、魚を捕えるのが上手であったとされる。
なお彼らは四罪の一柱である驩兜、あるいは鯀の子孫とされている。
創作での扱い
- 魔天伝説:京都を徘徊する百鬼夜行の一体に、山海経の挿絵そのままの「かんとう鬼」が混ざっている。