概要
故人。テレビでも取り上げられていた有名な裁判官で、世間からは「偉大な裁判官」ともてはやされていた。
経歴
裁判官らしく厳格な性格で、啓作は裁判官としては尊敬していたが、父親としては日常では構ってもらえなかったのもあり快く思っていなかったが、啓作に「厳正中立」でいることを説き、彼の(表向きの)裁判官としての心構えに大きな影響を与えている。
しかし啓作が小学生の頃に仕事帰りに暴漢に襲われ重傷を負ってしまう。被告は検察側の証拠不十分として無罪判決を受ける事になるが、この判決を「情に流されず法と証拠だけで判断してくれた」と受け入れ、その数か月後に事件の後遺症により死亡してしまった。これ以降啓作は父を尊敬する様になり、啓作が裁判官になるきっかけとなった。