「木兎さん 今 逃げましたね?」
「嫉妬も憧れも 試合中は不要」
プロフィール
ステータス
パワー | 3 | バネ | 4 | スタミナ | 4 | 頭脳 | 4 | テクニック | 4 | スピード | 4 |
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概要
2年生ながら副主将を務める優秀なセッター。
冷静な性格で木兎と黒尾の悪ふざけやボケに対しても、年上の相手にもかかわらず的確にポイントを突くツッコミを入れたり、時にスルーする等したたかな性格。アニメでは若干辛辣なセリフが増えている。
だが冷めているかと思えば試合となると熱いところもあり、影山にツーアタックをされたときにイラッとしていたり(その後ツーアタックを返している)、月島の思惑を越えて木兎に攻撃させた際にニヤリと笑っていたり、普通にチームメイトたちと勝利を喜び合っている。
また、黒尾からは冷静であると同時に真面目で義理堅い性格だと称されている。
部員の中では、少々面倒くさい性格をしている主将の木兎の扱いに最も長けている模様。適当にあしらいつつも彼を慕う気持ちは大きく、中学時代に見学で彼を見て以降「スター選手」として一種の憧憬に似たものを抱いており、自主練に振り回されることも楽しいと感じている。
選手としては多少レシーブが乱れても強気で速攻を使ったり、影山と日向の新しい速攻がどういったものなのかをひと目で気付き、それは自分にはできないものと判断する等高い技術、洞察力を兼ね備えている様子。木兎のテンションのコントロールにもかなり気を使っており、0.5秒間の間にあれこれ思考を巡らせたりしている。
しかし、選手として影山や宮侑のような全国トップレベルの選手達に及ばない事は自覚しており、春高では試合中にミスから「俺が影山や宮侑のようであれば」とマイナス方向の思考を広げてしまい、落ち着きを欠く事もあった。一度ベンチに下げられるも、木兎や監督の助言を受け、木兎のような「スター選手」を自分が操ったような気でいたことを「烏滸がましい」と断じる独自の思考回路で吹っ切れると、冷静さを取り戻し平常運転に戻している。
また、この時のセリフから、少なくとも試合中は「感情が表情に出ないタイプ」というよりも「意図して表情に出さないよう努めているタイプ」である事がわかる。
名前の元ネタは、おそらくアカアシモリフクロウから。
第二回キャラクター人気投票では、初登場でありながらも14位にランクインした。
余談
実はステータス上は優秀どころの話ではなくJOCベストセッター賞受賞者の井闥山学院の飯綱掌と同数値であり、宮と影山に近い超高校級のセッターである。
(残念ながらセットアップ以外の見せ場が無いため、せっかくの身体能力を発揮できずに終わっている)
もしかしたら梟谷以外を選んでいた場合は、万能セッターとして名を馳せていたかもしれない。