物質
- しゃくどう
緑青・丹礬(たんばん)・明礬(みょうばん)などを混ぜた薬液で煮ることで表面に酸化被膜が生成され、青紫がかった黒色となる。
象嵌細工などの工芸品に用いられ、特に日本刀の鍔や拵の金具として盛んに利用された。
- あかがね
銅の呼称の一つ。赤金。
日本で古くから使われていた金属のうち、黄金(こがね)=金、白金(しろがね)=銀、赤金(あかがね)=銅、黒金(くろがね)=鉄、青金(あおがね)=鉛を、五色の金(ごしきのかね)という。
これに各元素を表す字を当てて読ませたもの。白銀(しろがね)、黒鉄(くろがね)の読みも同様。
色
赤銅色(しゃくどういろ)。日に灼けた人間の肌の色や、皆既月食中の月の色を表現するときなどに使われる。
合金の赤銅は青紫がかった黒色であるが、近年では伝統色の一つとして暗い赤茶色を指すことが多い。また、単に金属銅の色( 銅色(あかがねいろ) )を指すこともある。
人名・キャラクター名
- 『魔神英雄伝ワタル-虎王伝説-』の登場人物。 ⇒ 赤銅黒成 / 赤銅氏彦
- 『イフリート~断罪の炎人~』の登場人物。 ⇒ 赤銅烈
- 『白雪姫と7人の囚人』の登場人物。 ⇒ 赤銅尊
- 『陰陽大戦記』に登場する式神一族の名称。