赤髪のシャンクス
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あかがみ
シャンクスの海賊としての通称。
詳細は→シャンクス
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恩返しの約束。私はどうすればいい?
ONEPIECE世界へトリップしたオリ主(女主人公)が「この際色々救済しちゃれ」と奮闘する話(必ずしも成功するとは言ってない)の第42話。単語登録で名前変換可能。長編です。 主人公、悩む ブクマ、いいね、スタンプ、フォローなどありがとうございました!とても励みになってます! 匿名の感想はこちらへ↓ https://marshmallow-qa.com/hal3ki?utm_medium=url_text&utm_source=promotion ↓以下はおまけの小話です。本編読了後に読むことをおすすめします。 「アイツがホームにしてる無人島の位置を、内密に掴みたい」 12年ほど前、赤髪海賊団の頭領である赤髪のシャンクスがそう言い出した時、副船長のベン・ベックマンは「なぜそんなことを?」と思った。 ある日シャンクスはひとりの女をレッドフォース号へ連れてきた。 当時まだ20代半ばだったシャンクスは、女遊びもほどほどに愉しんでいた。だが、前夜にベッドを共にしたらしい女を自分たちの家である船にまで連れてきたのは初めてのことで、ベックマンは「珍しいこともあるもんだ」と思ったし、実際にそう口にも出した。 その女が海兵だと聞かされた時は、大概の物事には動じないベックマンもさすがに驚いた。シャンクスはあろうことか、異能をもつ彼女がレッドフォース号に自由に出入りできるようにしてしまった。 「大丈夫だって。おれの鑑識眼を信じろ」 と、妙に自信満々に胸を張っていたが、今後の航海計画などの重要資料が置かれている船長室にまで連れて行こうとするに至って、「お頭、アホかァ!!」とヤソップやラッキー・ルウに殴られ、頭にたんこぶを作っていた。 ベックマンもまた当初は、異例すぎる女海兵の存在によって余計な災難がもたらされることを懸念して、慎重に彼女の様子をうかがっていた。 「自分たちと彼女は長い付き合いになる」。そう予感したとシャンクスは言っていた。海賊王の船で鍛えられてきた我らが頭のその手の勘には決して侮れないものがあることは承知していたが、なんといっても相手は海兵だ。どんなトラブルを持ち込んでくるかわかったものではない。 だが、ベックマンの懸念はあまり時間をかけずして霧散した。彼女は実に善良な女だった。大きな怪鳥を友達だと言ってシャンクスに笑顔で紹介し、彼がその友達にかじられて怒れば、「まあまあ」と苦笑しつつ治癒術を掛けてなだめていた。 海兵よりも普通の主婦か、いっそ教会のシスターでも務めたほうが似合うんじゃないか。紹介されて間もないベックマンがそんな風に思うほど、裏というものがなかった。 彼女がなにか秘密を抱えていることはすぐに気付いた。だが、十中八九、赤髪海賊団にあだなす類いのものではないのだろう。そう思えるほど、いつしかベックマンは彼女の善良さに信をおくようになっていた。 なので、シャンクスが彼女の拠点を本人にも秘密にして掴みたいと言った時、ベックマンは疑問に思ったのだ。なぜ秘密に? 本人に尋ねてはダメなのかと。 「うーん。なんて言やいいか……」 シャンクスはまだ当時はあった両腕を組んで、首を傾げた。 「アイツは善人だが秘密主義なところがあるだろう。他人に心配や迷惑を掛けることを嫌ってる。仮に自分が絶体絶命の危機に陥ったとしても、ひとりであれこれ抱え込んだまま死んじまいそうな気がするっていうか……」 彼のその言には、ベックマンも共感できるものがあった。そしておそらくシャンクスは、そういった危機がいずれ彼女に襲いかかってくる。そんな予感を抱いているのだろう。 「確かに、おれたちに拠点を掴まれてると知ったら、アイツは絶対的な危機に陥った際は誰にも知られていないどこかへ跳んでしまう可能性が高いな」 「それ! そうなんだよ」 我が意を得たりという面持ちで、シャンクスは指を弾いて鳴らした。 「意図はわかったが、どうやって探す? アイツが言っていた情報だと、果実豊かな森がある無人島で、怪鳥の一家が岩棚に住んでる。それぐらいのことしかわからんぞ」 「おれに考えがある。ビブルカードとサウスバードを活用するんだ。無人島が4つの海にあればいいが、グランドラインだと羅針盤が利かないから、そのふたつで島の方角をおおまかに掴む。あとは地道に測量を繰り返すしかないだろうな」 そうして拠点特定計画が開始された。 ビブルカードを作るための髪の毛と爪は、計画開始後、すぐに手に入った。彼女が船に泊まっていった翌朝に上機嫌なシャンクスが得意げに持ってきたのだが、ふたりがどんな夜を過ごしたのか、賢明なベックマンは尋ねなかった。 サウスバードはほかならぬ彼女が捕獲してきた。よもや自分の避難所を知るためにシャンクスがそれを必要としているなど、思いもよらなかったことだろう。 測量はやはりすんなりとはいかなかった。彼女は不定期にしか拠点に戻らないようだったし、瞬間移動で一瞬にして別の場所へ移動できる。「今、確実に拠点にいる」と確信できる機会は、そうそう訪れなかった。たとえ掴めたとしても次の瞬間にはもう別の場所にいるかもしれないのだから、瞬間移動という能力は厄介だと航海士のビルディング・スネイクも混ざって頭を抱えたこともある。 それでもベックマンたちは倦まずたゆまず測量を重ねた。最終的にどこかで大ケガを負ってきた彼女を看護した事実を盾にとって、彼女が一定以上の時間、島にいるように、そしてそれを把握できるように仕向けた。 あまり強引なことをすると、向こうに感付かれるのではないかと二の足を踏んできたが、「もうあまり時間がない気がする」とシャンクスが言って、件の作戦に踏み切ったのだ。 幸いなことに彼女はなにも気付かなかったようで、ベックマンたちはついに秘密裏に無人島の場所を特定することに成功した。 結局、彼女はそれから1年数ヶ月ほど後、シャンクスが懸念していた通りに、無人島の浜辺でひとり、危うく死にかけた。 白ひげ海賊団と黒ひげ海賊団の戦争に老化した彼女が首を突っ込みに行く気だと知った時、これが心配していた命の危機かと、シャンクスもベックマンも悟った。 ベックマンたちは戦争が起こる数日以上前から無人島近くの海域を進航し、推定される戦争当日にいざ彼女が瞬間移動で船から離れると、まもなく無人島へ向けて船を走らせた。 島に着くと、そのどこにいつ彼女が現れるか不明なので、人手を分散させて捜索を繰り返した。 シャンクスが発見した時にはすでに彼女は死にかけだったそうで、ギリギリのタイミングだったなと、ベックマンは胸を撫で下ろしたものだ。 今、若返った彼女は、レッドフォース号の船長室でシャンクスと起居を共にしている。この12年間の付き合いで船員たちからの信頼も得た彼女は、仲間同然の扱いだ。 いつ彼女が本当の仲間になるのかと、そわそわしている者もかなりいる。シャンクスは彼女の自由意志に任せるつもりらしい。 彼女がどんな道を選ぶかはさすがのベックマンにもまだわからないが、それが相当の辛苦を味わったらしい彼女に、幸をもたらすものであればいい。いつものように煙草を吹かしつつ、そうベックマンは思うのだった。4,575文字pixiv小説作品 - 波間の向こうを目指して(他視点)完結
四皇になる(東の海7~8)sideシャンクス
四皇、赤髪のシャンクス視点のsideストーリーとなっております。時間軸としましては序章7~8話(過去の改ざんhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?mode=text&id=10061836#1〜時は流れ行くhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?mode=text&id=10061870#1)の所になります。 前回切った冒頭の辺りからの続きとなっております。シーン的にどうしても幼女系になりますので、苦手な方はお引取りを。 ワンピース原作沿いナミさん成り代わりのルフィ×主ベースの逆ハー目指して邁進中の長編作品のsideストーリーです。 原作に沿って大筋は書いてますが、原作にないオリジナルストーリーも多く存在します。完全なる原作沿いではありませんので、ご注意下さい。 本編は、暴力流血卑猥違法に該当する描写を含みます。肉体関係のある相手は固定ではありません。無理矢理な関係等もございます。苦手な方はご注意下さい。 年齢制限が必要と思われました際は、お気軽にご連絡ください。9,636文字pixiv小説作品 - お花見イベント(完結)
お花見イベント(光源氏)エース
2020年3月はお花見イベントになります。この度は白ひげ海賊団2番隊隊長〝火拳〟ポートガス・D・エース視点のお話です。光源氏の流れでお話を展開させて頂いております。 今月のイベントも淫靡なシーンが入る可能性がございます。年齢制限はいらないだろう書き方を心掛けてはおりますが、要素でも苦手な方は読まないでください。 そして万が一にも、年齢制限が必要と思われた場合はご一報ください。 私の掲載する作品は本編と同じ固定夢主となっておりますので、具体的に成り代わりと分かる描写は無い場合もございますが、成り代わりタグを使用しております。季節イベント作品は全てIF設定の為、浮気ではございません。各お相手とのイベントを楽しんで頂けたらと思います。 ワンピースのナミちゃんの成り代わりなので、ナミさん本人は存在しません。3,602文字pixiv小説作品 魔女はため息をつく
ちょっとご無沙汰してました! 別ジャンルに手を出してしまいました。 たまたまTVでやっていたスタンピードを見たら、 OP熱が再燃して書いてしまいました。 息抜き程度のつもりが、気付けばがっつり書いてしまいました。 『人間?あぁ、嫌いですね。 海賊?もちろん嫌いです』 こんなスタンスの魔女さんがあらゆる方面に塩を巻きながら 海を征くお話です。 地雷などに配慮はしていませんので 苦手だな、合わないな、と感じた方は自己防衛をお願いします。 また、無断転用や自作発言はご遠慮ください。 楽しく読んで頂けるのなら、幸いです。 長い前置きで失礼しました。 それでは、いってらっしゃいませ。 追記 え?え?100人の方が気に入ってくださっている!? 1,000回以上も読んで頂けている!? ありがとうござい゛ま゛ドゥゥゥゥーーーーッ!! 嬉しかったので続きが書けました。 魔女は今日もため息をつく→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1975403216,345文字pixiv小説作品- 節分イベント(完結)
節分イベント(シャンクス)光源氏
2020年2月は節分イベントになります。この度は四皇赤髪海賊団船長〝赤髪〟のシャンクス視点のお話です。光源氏の流れでお話を展開させて頂いております。 今月のイベントも淫靡なシーンが入る可能性がございます。年齢制限はいらないだろう書き方を心掛けてはおりますが、要素でも苦手な方は読まないでください。 そして万が一にも、年齢制限が必要と思われた場合はご一報ください。 私の掲載する作品は本編と同じ固定夢主となっておりますので、具体的に成り代わりと分かる描写は無い場合もございますが、成り代わりタグを使用しております。季節イベント作品は全てIF設定の為、浮気ではございません。各お相手とのイベントを楽しんで頂けたらと思います。 ワンピースのナミちゃんの成り代わりなので、ナミさん本人は存在しません。2,324文字pixiv小説作品 - 光源氏(シャンクス)完結
偶然の遭遇(光源氏)赤髪
光源氏IFは14歳シーンでは相手視点とさせて頂いておりますので、これはシャンクス視点になります。 此方も助けIF同様現在続編は御座いません。……年齢設定してないエンディング用の話はありますが、そちら妊娠ネタなので載せられるのか……?って感じでして。 とりあえずは、シャンクスシリーズは今のところ続編は御座いません。他のシャンクスだと海軍パロと短編しか無いので、此方に載せられるとしたらこれくらいかと。 続編書いたら載せますね。 ヒロインはナミさん成り代わりの為、ナミさん本人は登場致しません。5,041文字pixiv小説作品 - ONEPIECE救済奮闘記
ねーちゃん。世界ってェのは、そんなに甘いもんかい
ONEPIECE世界へトリップしたオリ主(女主人公)が「この際色々救済しちゃれ」と奮闘する話(必ずしも成功するとは言ってない)の第15話。単語登録で名前変換可能。長編です。 ドラム王国にて。 前話までのブクマ、いいね、スタンプ、フォローなどありがとうございました!とても励みになってます! ※今回、性交渉を示唆する表現があります。苦手な方はご注意ください。 匿名のご感想はこちらへ↓ https://marshmallow-qa.com/hal3ki?utm_medium=url_text&utm_source=promotion ↓以下はおまけの小話です。本編読了後に読むことをおすすめします。 きっちりと閉め切っていたカーテンを大きく開けると、夏島特有の強い日差しが部屋のなかに射し込んでくる。 下衣とズボンを身につけ窓辺に立った赤髪のシャンクスは、振り返って室内を見渡した。 ミニテーブルの上には空になったワインボトルと飲みさしの酒が入ったグラスがふたつ。床にはふたりが脱ぎ捨てたままの服が散らばっている。そして、ベッドでは一夜を共に過ごした女海兵が、安らかに眠っていた。むき出しの背中が彼女の呼吸に合わせて、ゆるやかに上下する。 夕べ酒場で見つけた彼女は、なにかに打ちひしがれていた。 危うくどこかのゴロツキに連れ去られそうになっていたところを助けたが、気に留める様子もなく、突然現れたシャンクスにいつも通りの笑顔を向けた。何事もないように明るく振る舞うその姿が、却って痛々しかった。 何年も世界を巡る旅を続ける彼女がその胸中に一体なにを抱えているのか、シャンクスは知らない。詮索するつもりもない。 けれど、まっとうに泣くこともできない彼女を、抱きしめてやりたかった。過ぎた快楽を言い訳にしてでもいい。ちゃんと涙を流させてやりたかった。辛い時があっても自分がそばにいると知ってほしかった。頼ってもいいのだと、理解ってほしかった。 結局彼女は、一筋だけ涙をこぼした。彼に揺さぶられながら、うわごとのように声なき言葉を繰り返していた。唇の動きだけで紡がれたその言葉は、シャンクスには「ごめんなさい」と言っているように見えた。 「女ひとり、きちんと泣かせることもできないか。不甲斐ないな」 「う……ん」 シャンクスが自嘲する声に意識が浮上したのか、彼女が小さな声を上げる。 「起きたか」 「ん……シャンクス」 寝ぼけ眼で目を擦っている彼女に、ゆっくり歩み寄る。 「おはよう」 そう挨拶をして、裸の上半身を右腕で抱き込み、まぶたにキスを落とした。彼女は大きくゆっくりとひとつ呼吸し、 「おはよう。っあー。なんかめっちゃよく寝たァ……」 伸びをして笑った。 その顔に夕べの影はないように見える。胸のなかになにを抱えていても、彼女は他人に弱音を吐こうとしない。それは彼女の強さのようでいて、見逃せない危うさを孕んでいるように思えて、シャンクスは密かにため息をついた。8,659文字pixiv小説作品 - 蒼い炎【その後】
面倒な奴に興味を持たれた
マルコ長編夢小説『蒼い炎【完結】』https://www.pixiv.net/novel/series/9486260 結ばれたマルコと夢主のその後です 本編から読んでいただく事をオススメです エース長編『緋い炎https://www.pixiv.net/novel/series/9640347』夢主登場してます2,464文字pixiv小説作品 乱きりしん、赤髪の海賊と出会う の段
2020/01/13 長い間更新停止していたシリーズ「海たま」ですが、この度、シリーズを削除することに致しました。 私自身の、忍たまに対する熱が冷めてしまったのが、一番の理由です。 ずっと放置していたので、覚えてくれている方がいるかわかりませんが、お待ちくださっていた方々、大変申し訳ありません。 シリーズ機能も解除し、設定集も削除しましたが、こちらの本文はたくさんの方たちがブクマしてくださっているので、そのまま残しておこうと思います。 私の拙い文章を読んで評価してくださった方々、本当にありがとうございました。 また機会があれば、私の作品を読んでくださると、嬉しいです。6,384文字pixiv小説作品