近江鉄道300形
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おうみてつどうさんびゃくがた
近江鉄道で運用されている通勤形電車。
2014年12月と2015年2月の2回に分けて、それぞれ6両ずつ(3007・3009編成)計12両が近江鉄道に譲渡されたが、譲渡後すぐの段階では高宮駅の旧貨物ヤードに放置されたままとなっていた。2020年になりようやく改造整備を開始、先頭車の運転台を中間車に移植・2両編成に組成したうえで2020年に301編成(3007編成を改造)が、2021年に302編成(3009編成を改造)がそれぞれ営業運転入りしている。
改造工事ではワンマン運転対応、行先表示器の白色LED化、車内案内表示装置の取り付けなども行った。このうち白色LED行先表示器と車内案内表示装置及び界磁チョッパ制御は近江鉄道で初採用となった。
塗装は西武新101系・301系改造の100形と同じ水色基調となったが、100形との識別のため100形に入っていた白帯は省略された。
なお、近江鉄道では過去に譲渡された西武401系411編成が、西武で廃車後10年以上彦根車庫で放置され、13年目にようやく800系811編成として落成したという前歴があるので、ただ単なる車両放置という訳では無い。
- 7年ぶりの新型!300形解体新書(近江鉄道公式)(YouTube)
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