概要
FF11における迷惑なシーフの蔑称「痛風」から生まれたキャラクター。
元は「シーフ」の「シ」を似たカタカナである「ツ」に代え「ツーフ」とされ、そこにネガティブなイメージの漢字があてられた。
キャラクターとしての彼を好む層は「通風」という漢字をあてることもある。
pixivのタグでは「痛風」の使用頻度も多いが、こちらは別の意味を持つため、本項では便宜上「通風」に統一する。
フェイスタイプや装備について
内藤スレのキャラクターは最初から外見設定が決まっていたわけではなく、スレの参加者(主に長編ストーリー投稿者)の合意によって徐々に形成された。
(特に絵師がイラスト化するとイメージが統一されやすい傾向にある。)
各々がジョブを代表するようなキャラクターであるため、装備は当該ジョブのAF1もしくはAF2で描かれることが多い。
通風はエルヴァーンのフェイスタイプ6橙髪(ボリアン)として認識されている。
後述する「緑のゴキブリ」とも揶揄された「ローグアタイア(シーフのAF1)」を装備していることが多いものの、作品によっては「アサシンアタイア(シーフのAF2)」を着ている場合もある。
他のキャラでもいえることだが頭装備はしていない。
(ちなみにアサシンアタイアは「くすんだ青色」である。)
谷川犬兎氏の立ち絵で持っている武器は「ハートスナッチャー」と推察される。
人間関係
「内藤スレ」の主人公である内藤の頼れる相棒的なポジションかと思いきや、内藤のピンチには黙っていなくなる。
パーティメンバーがいません。
糞樽も合わせて3人組で馬鹿をやっていることが多い。
自身がネカマ呼ばわりしている猫狩との仲はなんだかんだで良好。
すっかり良いコンビとして定着している。
緑のゴキブリ
かつてヴァナ・ディールにおいて、オズトロヤ城のコッファー(上位の宝箱)からは、人気の高い装備「アストラルリング」を入手することができた。
当時のシーフは金策のため、オズトロヤ城のコッファーを狩りまくっていたのだが、シーフの独占により、他のジョブのメイン装備などが手に入らないなど大いに嫌われ、そのカサカサと素早く動き回る姿と、シーフAFのカラーリングから「緑のゴキブリ」と揶揄された。
通風のキャライメージは、その頃のシーフの影響が強く、「実家」と呼ばれるほどオズトロヤ城に籠り、徹底的にアストラルリングを狩り続けた。
しかも入手したアストラルリングには、ひとつひとつに女性の名前をつけて愛でるあるさま。
その後、実際のヴァナ・ディールで事態を重くみた運営により、コッファーからは貴重なアイテムは出なくなるように修正され、オズトロヤ城のコッファーからは「アストラルリング」ではなく、「セーフガードリング」という微妙な性能の装備が出るようになった。
通風に関しては、なぜかいまでもオズトロヤ城に通っており、たまにアストラルリングを手に入れることもあるらしい。
不意だまダンシング
通風の得意技もしくは必殺技とされている複合技。
シーフのアビリティである「不意打ち」と「だまし討ち」の両方を使用した状態で、短剣WS「ダンシングエッジ」を放つ。
不意打ち
発動した状態で「敵の後ろから近接物理攻撃をする」ことで大ダメージを与えるジョブアビリティ。
だまし討ち
発動した状態で「パーティメンバーの陰から攻撃する」ことで大ダメージを与えるジョブアビリティ。
尚且つ、前にいるPTメン(盾役)にヘイトを固定できるため戦術的にも重要。
PTメンの動きを見極める必要があるため難易度が高い。
通風はこれの達人であるが、内藤の予測不可能な動きには外されてしまう。
ダンシングエッジ
流れるように5回斬りつける強力な技だが、前述の「不意だま」のダメージアップとの相性も良い。
メンズナックル
汁内藤氏によるボイスも存在する「来いよ、何処までもクレバーに抱きしめてやる」など、メンナク風のセリフを口走ることもある。
しかしながら、東方有頂天においては「ヴぁーん」というメンズナックルの化身のような存在がいるため、あもり通風がこの点で着目されることはない。
派生キャラクター
UTA痛風
MUGENや有頂天動画などで通風役を担当することの多い汁内藤氏の声をベースに作成された歌声合成ツール「UTAU」のキャラクター。
痛風子
上記「UTA痛風」の製作や、LS:Booooomerang関連のイラストを多く手掛けているアトリ科ヒワ属のゲン氏が、「内藤子」に引き続きデザインした通風の女体化キャラクター。