シューッ シュッ シューッ シュッ 不吉な音を吐き出す骸骨があった。
概要
人間の上半身の骨のような姿をした幻想体。
分類はT-03-16-15、危険度はTETH-03。
病院で使用される様々な道具が宙に浮いており、上下反転した病室のような空間を形作る。
E.G.Oギフト
| 名称 | 効果 |
|---|---|
| ネブライザー | ステージ/ウェーブの1ターン目が開始時、全味方が呼吸威力4/5を得て呼吸回数が4/5増加。傲慢完全共鳴/傲慢共鳴を発動したなら戦闘開始時、全味方が呼吸威力2/3を得て呼吸回数が2/3増加。 |
幻想体情報
巨大な人間の骨のような幻想体。胸骨の内部には黒い人影が見える。
骸骨から呼吸音が聞こえるが、これは骸骨内部にいる人影から発せられている。しかし、その人影は幻想体にとっての未練にしかすぎず、苦しい日々を無理に過ごさせているような状態である。
呼吸器を渡すことにより、苦痛は和らぐが一時にしかすぎない。逆に呼吸ができず亡くなったという事実を受け入れさせることが重要なのだと思われる。
E.G.O「胸痛」
この幻想体が抽出元と思われるE.G.O。
浸食時の姿は上下逆さまの人体の構造となっている。
E.G.O使用者
余談
E.G.Oギフトのネブライザーは薬剤を吸うための道具であり、症状を緩和させる目的などで使用される。
呼吸ができずに、もしくは呼吸に関することで苦しんでいる状態であることから結核の症状をモチーフにしたと思われる。
抗生物質が確立するまでは肺結核は不治の病とも呼ばれていた。
ちなみに良秀がこの幻想体のE.G.Oを得ることとなったのは燃える娘を描いた話などが台詞から考えられるが、他にも煙草を吸うキャラクターであるからだと思われる。
7.5章 LCB定期検診のPVにて浸食した良秀がイサンを攻撃しているシーンが映るが、これは"이상 (イ・サン)"が肺結核で亡くなったためだと思われる。
