イラスト:タイキ(VerRE:2)、白亜右月(VerRE:2.2)、藤真拓哉(ⅡSP)ひと和(キャンペーン時配布ストレージボックス「紅蓮の王恩賜 兵(つわもの)安息匣」)
限定ストレージボックスで一緒に描かれているのは降魔の「漂泊の罪人」(ロンギヌス)。
キャラクター像
『ロードオブヴァーミリオンⅡ』にて参戦した人獣の使い魔。
平安時代の武士で、源頼朝側について戦い、「屋島の戦い」において平氏の軍船に掲げられた扇を射抜いた逸話で有名な那須与一がモチーフ。
彼が従軍した源義経やお供の弁慶もLoVに参戦している。義経と弁慶は男性のままであるが那須与一はLoVでは女性キャラクターとなっている。
元ネタと同じく十人の兄がおり、姉はいないため、彼女は長女である。
義経が所有していた「鬼神の篭手」の力により鬼の力を得た凄腕の射手。
幼い頃の兄達との楽しかった思い出を胸に戦い続ける。
しかしその篭手は魔性のモノであり、その兄たちの声を真似て与一の心を惑わそうとする。
女性も戦場に立たねばならない事態を間違っているとする弁慶は良かれと思って篭手の呪いを解こうと試みるのが、彼女はそれを拒絶する。
女に生まれた故に可愛がられ、翻弄されるだけであった与一にとって、その力は救いであった。
呪いを解く事を拒む与一は、弁慶と戦うことを選択する。
VerRE:2.2の「【心眼】那須与一」と「【仁】弁慶」のカードは対となっており、カード裏ではこの時の様子が記されている。
性能
VerRE:2ではコスト10(最大30)の小型使い魔として初登場。前方円状の効果範囲内にいる味方全員の攻撃力を向上させ、スマッシュ攻撃時に敵の攻撃力と防御力を低下させる能力を付加する特殊技「練達射手奥義」を持つ。味方が人獣だと効果は向上する。こちらにはSP版が存在する。
VerRE:2.2でのコストは15。【心眼】版における弱体化型特殊技「盛者必衰」は範囲内の敵二体の攻撃属性消失させ更に攻撃力を低下させる、というもの。