カードとしての能力
光ブロッカー
このクリーチャーは、光のクリーチャーとのバトルに負けても、墓地には置かれない。
概要
月刊コロコロコミック2003年1月号付録として登場したプロモカード。
現在では超絶貴重な効果を持つ『光ブロッカー』を持つが、この効果は光文明のクリーチャー以外はブロックできないという、所謂ブロッカーの劣化版になっている。
一応、闇文明のクリーチャーとのバトルに負けても墓地に置かれない効果を持っている。なので、バトルの結果にかかわらず相手のクリーチャーを破壊する効果であるスレイヤーを付与すれば、光のクリーチャーを確実に破壊できる。スレイヤーのせいで効果を活用できない聖清の精霊アムニスとは使い勝手はこちらの方が上。
だが、デュエル・マスターズ初期の頃は、コロコロコミックの付録のプロモーション・カードでエキスパンションに収録されていないものは、(機神装甲ヴァルボーグのような例外もあるが)雑誌を買うだけで必ず手に入るようなカードが強すぎては困ると判断されたのか、効果が弱いカードが多かったということもあって、このカードも性能としてはかなり微妙で、コストの割にはパワーが5000と低く、W・ブレイカーを持っていない。さらに、前述の『光ブロッカー』の弱点や限定カードであることが影響し、滅多に使われない。
後に剣舞の修羅ヴァシュナが登場したため、ビートダウン性能はあちらの方に負けてしまった。現在だと、他に優秀な5コストのデーモン・コマンドが非常に多く存在している。特に『十王篇』に登場した偽りの月を盗むファントムは、ブロッカー&W・ブレイカーを持ち、さらに別の効果も持っているので、完全にあちらに負けている状態である。
余談
- 対となるカードは聖清の精霊アムニスだが、あちらはスレイヤーのせいで簡単に破壊されてしまうため、活躍の機会がなかった。このカードも出番が非常に少なかったが。
- 闇ブロッカーだが、ブロッカーとして扱われるため、火炎流星弾などのブロッカーメタに除去されてしまうことも。
- 名前を見れば分かるが、実はデーモン・コマンドの命名法則から外れている。どちらかというとダークロードである。