概要
初出作品は地方都市「平崎市」を舞台に、日本の妖怪が悪魔として多数採用された『真・女神転生デビルサマナー』で、種族「邪鬼」の中堅悪魔として登場。
外見は上半身のみの姿の巨大な骸骨で額には頭文字「G」がある。モチーフは野垂れ死にや戦死した者たちの恨みが集まって化けた巨大な骸骨の妖怪で、夜になると「ガシャガシャ」と音を立てて歩きまわり襲いかかってくるという。
『デビルサマナー』では「東亜テレビ」に出現するガラの悪い関西人口調の白い骸骨で、金縛り付与の「マグネストーム」と油断大敵な即死魔法「ムド」を持っている。
続編『ソウルハッカーズ』では何故かおばちゃん口調の真っ赤な骸骨となり、ダメージ+痺れ付与の電撃魔法「ジオ」系とやはり「ムド」持ちの嫌な悪魔として登場し、3DCG化された『葛葉ライドウ』では、呪殺魔法を得意とする外法属の悪魔で「マハ・ムド」を使ってくる。
実はこの悪魔のモチーフとなった妖怪「がしゃどくろ」は、妖樹ジュボッコや妖獣フォービ同様に昭和の妖怪図鑑で創作された比較的新しい伝承によるもので、それ故なのか『デビルサマナーシリーズ』や『TCG』くらいにしか登場していない。
なお『デビチル』シリーズには、「がしゃドクロ」表記の機械仕掛けの大きな髑髏のようなデビルとして登場している。