概要
初出は『真・女神転生』で、夜魔インプの色違いの蝙蝠の翼を生やした赤い小悪魔といった姿で登場。
種族「邪鬼」の中では最下位であるLV.5で、電撃系魔法ジオを使ってくるが、他には「引っかく」と「逃げる」しか持たない典型的な雑魚キャラであった。
単に敵悪魔として戦った場合は、上記のような能力しかないので苦戦はしないが、この悪魔の真骨頂は人間社会を維持している機械を故障させる力であり、物語の裏で暗躍することによりLawサイドの侵攻を防ぎ、人間社会に悪魔が進入しやすくするために混乱を助長していたとされる。
アスキーコミックスの漫画作品『真・女神転生』では自動車事故を起こさせており、同作のOVA『真・女神転生 東京黙示録』では航空機事故を起こしている。
プログラムのバグも引き起こすとされ、まれに主人公が用いるアームターミナルが不調をきたすことがあるのも、この悪魔の秘められた力のせいであるという説もある。
続く『真・女神転生Ⅱ』では、LV.6と低レベルなのは変わらなかったが、飛行帽を被って工具を持った小鬼という個別グラフィック姿で登場。
『ソウルハッカーズ』においては大きくイメージが変わって、スパナを持って飛び回るエネルギーのような姿になり(※メイン画像)、冷凍室のある「湾岸倉庫」に出現するので、そこに合わせて氷結系の悪魔であった。
続く『ストレンジジャーニー』『真・女神転生Ⅳ』においても同じ姿で、低レベル帯の氷結系邪鬼として登場している。
葛葉ライドウの漫画作品『コドクノマレビト』においては第一話に登場。醜悪な小悪魔のような外見をしており、大量に合体して巨大な悪魔に変貌するという芸を披露した。
ペルソナシリーズ
『女神異聞録ペルソナ』において、異界化した御影町の警察署を占拠した小悪魔として登場。
ポンポンを持って踊ったり、ムチを振るい「スチャ!」の台詞が印象に残る序盤の中ボスである。
しかしPSP版では…
関連タグ
ロトム:ソウルハッカーズ版と挙動と生態がそっくりなポケモン。初出はグレムリンの方が先である。