概要
タカラトミーのTCG『WIXOSS』の(逆)販促アニメ第2シリーズ『Lostorage』の第1期『Lostorage incited WIXOSS』に登場するセレクターの1人。パートナーとなるルリグは赤のカーニバル。
普段は「ブックメーカー」として他のセレクター同士の対戦をマッチメイクしており、森川千夏らをけしかけてフリーのセレクターから強引に契約を取り付けバトルに引き込んでいた。
ネタバレ注意!! 以下に重大なネタバレがあります
↓↓↓↓
自身も元ルリグであり、オリジナルの里見紅が5枚のコインを失って敗退した時にその体を乗っ取った。初めは慣れない人間、しかも男の体で生活することに悶々としていたが、はじまりのルリグを引き当ててセレクターとなったのを機に他のセレクター同士を潰し合わせて苦悩し、絶望する様に快楽を見出すようになりブックメーカーとして暗躍するようになる。
そして自分と同じように敗退した元ルリグの墨田壮(グズ子)や鳴海勝(あーや)達を囲い込んで千夏を監視させていたが、千夏が穂村すず子との直接対決を経て和解した直後にすず子の前へ立ちはだかり激戦の末に敗退した。
Lostorage2期「conflated」では、上記のラストバトルの結果彼の体を乗っ取ったカーニバルを探索するところから物語が始まる。
その正体について
ルリグ時代の事が彼の口でのみでしか語られておらず、彼の正体については度々議論されており、セレクターとしての実力の高さ、狡猾さ、嗜虐さ、言動から彼の正体は前作のウリスもしくは彼女の人格と記憶を持った存在ではないかと言った説がよく出されている。単純な性格だけでなく「くそったれ」「ぶっ壊したい」等と言った代表的なウリスの口癖、台詞も毎週のようにほぼそのまま使用していたり、ピルルクがピーピングアナライズで彼の心を覗いた際も「何も無いどこまでも深い闇」といった虚無を司るウリスを思わせる描写もある。その一方で正体がウリスである事を否定する描写も多く、彼の人格と記憶を元に生み出された彼のルリグはウリスと全く無関係なカーニバルだったり(ただし、ウリスの一週目のルリグがカーニバルもしくはカーニバルの元になったルリグではないかという説もあり、実際に劇場版のウリスの一週目ルリグのシルエットにはカーニバルの装飾のようなものがある)、最終話の彼のルリグ時代のシルエットではロングヘアーで無数の剣を操る赤のルリグという似ても似つかない姿だったり、そもそも劇場版で救済展開をやったキャラを黒幕で再度登場させるのかと言った意見もある。
雑記
Lostorage一期のラスボスとして暗躍した黒幕なのだが、顔芸したり脱衣しようとしたりエキセントリックなネタキャラの一面も持っており、その点でも話題になっていた。
2017年夏コミのWIXOSSブースの壁面イラスト(配布冊子「WIXOSSを始める100の方法!!」にも収録)では盛大にやおいネタにされていた。
関連タグ
- 里見孝太郎 - 『六畳間の侵略者!?』の主人公。名前がよく似ているだけでなく中の人も同じ。
- 顔芸
- だいたいこいつのせい