解説
由来は、有馬かなのキャッチフレーズ「10秒で泣ける天才子役」を作中にて星野ルビーが「重曹を舐める天才子役」と言ったこと。
作中では「重曹ちゃん」呼びは使われていないが、かながダンスレッスンの際に着ているTシャツには「baking soda」(=重曹)と書かれている。
また作品の公式Twitterなどでは重曹ちゃんをネタにしている。挙句には石鹼や洗剤のメーカー「カネヨ石鹼」が販売している「"重曹ちゃん"」とのコラボ商品発売まで決定した。
リアルでこのあだ名が定着したためか、後に原作の世界にも反映されている。描かれていない範囲でも配信などでルビーが度々イジっているのか、81話では、「重曹ちゃんの本名なんだっけ」と言われるようになってきたと語られている。
本人は「それやめろ!」と言っているが、意思に反して作中世界では(現実同様)完全に定着してしまった模様。
原作ではセリフのみだったが、アニメでは2回にわたり、実際に重曹を舐めるイメージ映像が流された。
実写版ではルビーが1話の幼少期編と2話の再会した直後に2度に渡りどことなく重曹の袋を取り出して「重曹を舐める天才子役」と言ってかながツッコミを入れる演出となった。
動画はこちら
①幼少期:バケツからスプーンで掬った重曹を舐める有馬かな
②青年期:床に撒かれた重曹を舐めて綺麗にする有馬かな
その他詳細は⇒有馬かな
余談
重曹をそのまま舐める行為は、害こそないもののアルカリ性独特の苦味があるため、あまりオススメはしない。
また、ベーキングパウダーとして売られる調理用や胃酸中和剤として売られる内服薬以外は口に入れることを想定されていないため、イメージ映像のように清掃用に床に撒かれた重曹を舐め回すような奇行は間違っても真似しないように。
一部では重曹を舐める姿から妖怪垢舐めの派生や亜種の妖怪として、粉嘗(こななめ)または重曹舐めと呼ばれている。
原作コミックス5巻のおまけページにて利き手じゃない方の手で描かれた際には『あくあ』・『るび』などと並んで『じゅそ』と描かれていた。