概要
エキスパンションの一つ、「アラーラの断片」に収録されたレアリティ:コモンのクリーチャーカード。
条件さえ整えれば高いスペックを発揮するカードとして知られ、一時期はフォーマットのひとつモダンにて禁止カードに指定されていた程の(現在は解禁)優良コモンカードとして有名。
ちなみにナカティルとはアラーラ次元に住むネコ科の亜人種。
背景ストーリーにて同種族で一番有名なのはあの人。
カード性能
マナコスト | (緑) |
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カードタイプ | クリーチャー — 猫・戦士 |
パワー/タフネス | 1/1 |
能力 | 野生のナカティルは、あなたが山をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。 |
野生のナカティルは、あなたが平地をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。 |
緑・白の優秀なクリーチャー、赤の火力、白のパーマネントコントロールを擁するデッキ、Zooを支えた軽量クリーチャー。
ちなみにデッキ名の由来は、これに限らず主力クリーチャーが犬や猿といった動物であるパターンが多かったことに由来する。
分かりやすく土地の種類を揃えれば最大で3/3。1マナなのに稲妻でようやく落とせるサイズである。
土地タイプが合っていればいいので、
Plateau等々のデュアルランドのように
複数の土地タイプを持つ特殊地形があれば最大サイズになるまでのターンが1ターン分短縮可能。1ターンでも早く相手のライフを削りたいビートダウンデッキではこれは大きい。
そのシンプル且つ分かりやすい特殊能力から来るスペックの高さ故に幅広いフォーマットで活躍したクリーチャーである。
モダンにて禁止カードそして解禁
上記の通り、このカードはフォーマットの一つ、モダンにて禁止カードに指定された経歴がある。これは積極的に攻め立てるデッキ(通称:アグロ)、そのアグロデッキ=このカードを採用したZoo、という状態になっていたため、アグロデッキに多様性を作るのが目的。しかしこの禁止の影響を受けてZooは姿を消し、親和デッキ(親和と呼ばれる特殊能力を持ったクリーチャーを高速展開する戦法のデッキ。詳しくはこちらを参照)を除けばアグロデッキが勢力を大きく落としていたため、アグロデッキの復権のために2014年2月より禁止が解除された。(外部リンクを参照)
実際、Zooはデッキの性質上、前のめりな戦闘スタイルになりやすく、序盤の猛攻が効きにくいコントロールデッキがやや苦手。そのため一強とならず、落ち着くことになる。