もくふう作の自転車マンガ。竹書房のウェブコミック配信サイト『ストーリアダッシュ』で2021年12月より連載を開始。2022年12月から長期休載となっていたが、翌年8月に再開した。単行本は既刊3巻。
登場人物
(八栄 輪(やさかえ りん))
高校生の少女。幼少時から「自転車の声が聞こえる」という特殊能力を持つが、周囲から奇異の目で見られるので成長してからは隠していた。
亡くなった祖父が経営していた元自転車屋の2階で一人暮らしをしている。両親は海外を飛び回っており、代わりに姉が保護者をしている。
後述する美咲空の愛車セレステの声どころか精霊の姿まで目に見えてしまい、それが元で空との交流が始まる。
胸が大きく、セレステからは「エアボリューム過剰女」と評される。
(三咲 空(みさき そら))
後の娘
輪のクラスメート。愛車セレステを溺愛する自転車大好き少女だが普段は自転車好きを隠している。髪に×>バッテン型の飾りをつけている。胸は慎ましい。フリルの付いた服が好きで輪にも着せていた。片道一時間かけて自転車通学している。輪の家の近くでパンクして困っていたところを輪に目撃され助けられて友人となった。
(セレステ)
空が愛用する自転車およびそれに宿る精霊(?)。精霊は人形のようなサイズの少女の姿で空中に浮かんでいる。
長い髪を三つ編みにしており、頭の帽子にはうさ耳のようなパーツが付いている。胸ははだけているが貧乳。腹と太股は剥き出し。服にはフリルがついているが空の影響らしい。口調は打てば響くような活発さ。
(八栄 虹(やさかえ こう))
輪の姉で、近畿で一人暮らしをし、アナウンサーで活躍している。海外を飛び回っている両親の代わりに輪の保護者をしている。
輪と違って「自転車の声」は聞こえないらしい。子供の頃はロードバイクに「乗らされていた」と発言しており、輪や空の様な自転車趣味は無いが、他人のそれを否定はしない。輪から高校入学祝いに自転車が欲しいと言われて承諾している。
(雪(ゆき))
輪が高校入学祝いに姉に買ってもらった自転車およびそれに宿る精霊。命名は空による。ディスクブレーキを備えたロードバイク。精霊としては着物を着たおかっぱの少女の姿でミニスカートの下にスパッツ。輪に似たのか胸が大きい。輪が本体の自転車を分解整備している間は声だけで姿を見せなかった。(理由は「あられもない姿を見せたくない」とのこと)パーツを追加されるとフード付きのマントと2本の尻尾が加わった。性格や口調は物静かだが、口を開くと辛辣。セレステとはよく口喧嘩になるが、彼女の長所や空との絆を認めてはいる。
関連リンク
- 銀輪ボイス(ストーリアダッシュ)