概要
CV:こばたけまさふみ
遠藤達哉の漫画『SPY×FAMILY』の登場人物。
豪華客船「プリンセス・ローレライ」にて、裏組織の生き残りである女性・オルカとその息子の命を狙う暗殺者のうちの一人で、オルカ母子の護衛の任務を受けたガーデンのエージェントである〈いばら姫〉(ヨル・フォージャー)と対決することになる。
その名前の厳つさが、(ヨルと同じ船に同乗していた)アーニャの心に刻まれる。
ちなみにアーニャは鎖鎌という武器を知らなかったため、当初は鎖に繋いだガマガエルを使うものだと想像していた。
鎖鎌という目立つ武器を使用している上に大柄の身体を持っているにもかかわらず、ヨルと遭遇したときにその殺気を彼女に悟らせていないことから、凄腕であることが窺える。
ヨルに船内の廊下で堂々と戦いを仕掛け、手こずったことで次第に見物人が増えて目立ってしまい、ついでに周りの人間も殺そうと企んだためにその殺気を感じ取ったヨルの怒りを買い、武器の鎖鎌を利用される形で拘束され、彼女にツボを突かれて敗北した。なおこの戦いはアーニャの機転で周りの人間からは「コンセプト不明なサーカスのショーである」と認識されたので大事にならずに済んでいる。
ヨル自身もアーニャに見られていることに気づき、正体がばれるのを一時危惧するが、アーニャは「サーカスのおねいさん」と気づかない振りをしたので胸を撫で下ろしている。
敗れはしたものの、おそらくヨルが客船で最後に倒した刀使い(CV:小松史法)に次いで彼女を苦戦させた人物と言える。
余談だが、この時母の戦いぶりを目の当たりにしたアーニャは「ははおっかない。もっということきこうとおもう」と改めて彼女の恐ろしさを噛み締めていた。
彼の他にも「鋼糸(ワイヤー)使いのエスメラルダ」、「チャクラム使い(名乗り終わる前に倒された為フルネームは不明)」という名有りのキャラが登場するも、バーナビーとは違い、いずれも1コマで瞬殺されるかませ犬だった。
アーニャのテレパシーによって名前が判明していた数少ない暗殺者であり、その後もアーニャが学校で自慢話をした際に彼の名前を出していたりと、単発の敵キャラとしてはそこそこ印象に残った人物。