CV:遠藤綾
人物
オスタニアのマフィア「グレッチャーファミリー」のボスの娘。
マフィアの内部抗争で父や夫達を殺害され、現ボスのレオナルド・ハープーンの依頼を受けた多数の殺し屋から狙われている為、ガーデンに依頼し息子グラムと部下のゼブと共に第三国へ逃亡を図った。
元々は黒髪のロングヘアーを結った外見だったが、命を狙われている立場上、髪型と顔を変えており眼鏡を掛けている。
裏稼業の人間ということもあり肝も座っており、荒事が苦手で殺し屋から狙われている状況にビビっていたゼブを諌める場面もある。ゼブ自身からは好意を寄せられており、その想いには気づいてはいないものの、憎からず思ってはいる様子。
唯1人生き残った肉親であるグラムへの愛情は深い。
護衛を担当したヨルに対しても彼女にカモフラージュのための家族がいると知りつつも、同じ子持ちの母としてなのか気にかける言動を見せたり外の空気を吸いに甲板に出る際にはヨルに私服を貸したりなどそれなりに打ち解けていた。
ゼブの迂闊な行動が原因で殺し屋達にガーデンが極秘に立てた計画が露見して余計にピンチに陥るも、ヨルとマシューの決死の護衛、アーニャとロイドの密かなサポートと活躍のおかげもあって無事に亡命に成功し、別れ際には「その手がこの子(息子)の未来を繋いでくれたのよ」と自分達を守り切ってくれたヨルに感謝の気持ちを示し、彼女とその家族達に穏やかな日々が訪れることを祈りながら客船を後にした。