概要
日本の俳優阿部寛のホームページ。
もともとはファンサイトだったという過去を持っており、阿部寛本人も所属事務所も運営には関わっていないらしいが、本人&事務所公認の公式ホームページである。
数々のドラマや映画に出演している俳優のホームページだけに、さぞかしオシャレなホームページかと思って開いてみたら...
「なんだこの速さは...」
そう、このホームページ、めちゃくちゃ開くのが速い。
百聞は一見に如かず、気になる人はこの記事の下の方にあるリンクから飛んでみて欲しい。
びっくりするくらい速い。
通信制限がかかっていようが電波が届きにくいところにいようが、関係なく一瞬で開く。
その理由はシンプルなデザインと画像の少なさ。
1990年代後半〜2000年代前半のインターネット黎明期のサイトを思い出すようなデザイン。
背景には「ABE Hiroshi」の文字が並んでいて、左端には現在ではほとんど見なくなった「フレーム」もある。
昔ながらの懐かしいサイトで更新されているか不安になるが、よく見ると2022年のディズニープラス独占公開の出演ドラマや2023年に公開予定の大河ドラマの情報も書いてあるので、しっかりと更新されている様子。
2020年には(従来のIPv4より速度の速い)IPv6に対応済みだったことが明らかになり、見た目によらず先進的な技術を用いていると話題になった。そして理論上はより爆速になっている。
そしてこのホームページに貼られている画像は阿部寛本人の写真一枚だけである。
開設後しばらく写真はそのままで、本人とサイト内の写真とのギャップが日に日に拡大していたが、2019年3月に入って遂に更新された。
もちろん写真が更新された後も、ページを開く速さは変わらない。
後述の通り2016年には、使っていたサイトのサービスが終了したことでサイト自体が移転した。でもやっぱりページを開く速さは変わらない。
こんな状況のため「通信障害・通信制限中でも見ることができる」、「Wi-Fiに上手くスマホが繋がらないときはとりあえず阿部寛のHPを開いてWi-Fiの問題じゃないことを確認してる」、「通信制限かかった時にこのページ見ると容量回復する説がある」などと呼ばれている。
余談
こんなHPになった理由
ここまで軽いホームページになった理由として、もともとファンが個人で作った応援サイトという裏事情がある。そこからレイアウトを変えないまま事務所によって公認⇒公式となってしまったのだ。
ちなみに阿部寛氏本人は「非常にシンプルで気に入っています」と語っており、また所属事務所は「ホームページを作り変える気はない」と声明を出している。
RTA
最近ではPCやWi-Fiの条件を整え、いかに早く阿部寛のホームページを早く開けるかを競い合う「阿部寛のホームページRTA」なるものがある。逆にPCやWi-Fi環境をできる限り重くしていかに開くのに時間がかかるかを競い合う「阿部寛のホームページ逆RTA」なるものまで生まれてしまった。才能の無駄遣いここに極まれり。
ベンチマークとして
ネットに繋がるなら阿部寛のHPが開ける、ぐらいの勢いでベンチマーク扱いされることがある。ソシャゲ(例:ブルーアーカイブ)内のお知らせから阿部寛のHPに繋げてみたり、様々である。
X(Twitter)ではDoom(FPS)を無茶移植するのと同じ様な扱いを受けている。
リダイレクト
http://ツイッター.comというURLを入力すると阿部寛のホームページにリダイレクトされていたそう。原因は不明。
現在はサイト自体が移転したからか接続エラーが生じる。
パロディ
阿部寛主演で2019年に放送されたドラマ『まだ結婚できない男』公式ホームページの「相関図」にて、阿部寛演じる「桑野信介」の人物紹介部分だけが「阿部寛のホームページ」のデザインを丸パクリ、もとい完全再現(しかも、背景には「ABE Hiroshi」ならぬ「KUWANO Shinsuke」の文字を壁紙として使用)するという本気ぶりを見せていた。もちろん、その仕様は阿部寛のみで、他キャストの人物紹介は全員同一デザインになっている。
関連動画
先述のRTA動画
逆RTA動画
外部リンク
関連タグ
ナウル:こちらも爆速のホームページで有名