隠姦
いんかん
隠姦(いんかん)とは、第三者の目を盗んで行うエロ行為のことである。
バレるかバレないかのスリルを味わうことが出来るが、必ずしも行為者間の同意があるわけではない。
尚、『死角プレイ』も同義であり、英語では`stealth sex'と表現される。
具体例としては、窓越し会話中のsex、第三者へ電話しながらのsex、バイブはめ演説などが挙げられる。
野外露出・青姦・偽装拘束・男水着チャレンジとの共通点・相違点について説明。
まず青姦は最終目的が性器結合であり、野外で裸になる、性器を露出させるのは
あくまでそのための手段にすぎない点が、野外で裸になることそれ自体が目的であり手段でもある露出とは決定的に異なる。隠姦も公共の場で性的な振る舞いをする点は共通するが性器結合に限定はされない。
次に野外露出との違いであるが、野外露出が積極的に周囲に見せびらかすタイプの場合は明確に区別でき、逆に隠すタイプで周囲への行為発覚があってもそれは仕方のないリスクやそれはそれでアリ等成立の余地が残るのに対し、
隠姦においてはそれは原則として許容されない、あくまでも公共の場で隠れて性的な行為に及ぶことが重視される。(第三者に気付かれた時点で「隠(れて)姦(淫をする)」では無くなってしまう)
また、「通常の服の下に縄化粧をほどこす」など直接目撃されても外見からは判別がほぼ不可能な状態でも隠姦は成立する。(この手法は見せびらかさないタイプの露出にもある程度通ずるものである)
このように隠姦は物語表現として、見せびらかさないタイプの露出とある程度親和性があり、またセルフボンデージ(自縛・ひとりSM)モノでもスリルを求めるが余りのプレイ(オナニー)のエスカレートにしたがって、しばしば並んで取り入れられるジャンルである。
偽装拘束と隠姦は、どちらも何事もないかのように振る舞う点で、非常に相性が良く重なる部分も多いが、隠姦は拘束を必須としない。
男水着チャレンジは「周囲に発覚するか否か」のギリギリを攻める点が共通するが、客観的な絵面に限って言えば、男水着チャレンジの場合丸出しであり、「隠れて(性的な振る舞いが周囲に認識されていない)」はいるものの「隠して」はいない。隠してないのに気づかれないが重要なシチュエーションと観られる。そのため、細かい部分で相違点も多いが見せびらかすタイプの露出(だが気づかれない)とある程度領域が重なると考えられる。