概要
『雀偵物語』とは主にPCエンジン用ソフトとして発売された麻雀&アドベンチャーゲーム、およびそのシリーズ作品。
ストーリーに沿って登場する女性キャラクターたちと2人打ちの麻雀で勝負し、勝利することで進行していく。
『雀偵物語』
1990年10月9日にCD-ROM²用ソフトとして日本テレネットより発売。
私立探偵である主人公が、とある学園の理事長の娘からの依頼で誘拐事件を解決すべく、学園内外で女性たちと麻雀勝負しつつ情報を集めていく。
アーケード向けの脱衣麻雀ゲームを思わせる雰囲気ではあるが、脱衣要素はない一般向けタイトル。
キャラクターのグラフィックは、ノスタルジーを感じさせるややシリアスなタッチ。
主人公のレベルが上がると幾つかの積み込み技が使えるようになる。
1991年3月29日にはメガドライブ版も発売された。
『雀偵物語2 宇宙探偵ディバン・出動編 / 完結編』
前後編の2タイトル。『出動編』は1992年2月28日、『完結編』は1992年4月24日、ともにCD-ROM²用ソフトとしてアトラスより発売。
今作の主人公は宇宙探偵のディバン。前作とは打って変わって、特撮ヒーロー作品を強く意識したストーリーが展開し、キャラクターのグラフィックもアニメ調へと変化した。
『雀偵物語3 セイバーエンジェル』
1993年4月23日にSuperCD-ROM²用ソフトとしてアトラスより発売。
全宇宙の支配をたくらむ闇の麻雀女王から日本を救うため、麻宮萬純・麻上筒子・麻尾索紀の3人の少女が勇者の力を得て立ち向かうストーリー。原画担当は鈴木典孝。