ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

江戸時代(序文に宝暦12年(1762年)5月と記載)に詳細不明の人物・南谷先生によって書かれた、日本全国の山や川で目撃された異物を記録したという『姫国山海録』に記載されている奇妙な生物の一体。


享保十一年(1726年)に、平太夫という者が筑後国(福岡県)深沢村の谷間で目撃したという、斑模様のある殻を持った青い蝸牛のような怪物。


(キジ)を追いかけて食べており、平太夫を見かけると風のような早さで岩窟の中に逃げてしまいその後は現われなかったという。


余談編集

元々この怪物には名はなかったが、善養寺ススム著の『絵でみる江戸の妖怪図巻』(2015年)でこの名が付けられて紹介された。


2016年に東京都江戸東京博物館で開催された『大妖怪展』では、「筑後 深沢村の怪物」と紹介されている。


挿絵では風のように走れそうな姿では無いが、別のページで紹介される同国に寛延年間に現われたという怪物を描写した文で「その甲は鼈甲に似たり」「蓋し蝸午の成る所か」「甲に大文あり」とあるところから、本文と挿絵が入れ替わっているとの指摘もある。


関連タグ編集

妖虫 妖怪

山海経 幻獣辞典

関連記事

親記事

妖虫 ようちゅう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 33

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました