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概要編集

1937年〈昭和12年〉3月20日生まれ。本名は朝比奈 知子(あさひな ともこ)。愛称は本名から「トン子」「トンちゃん」。


1952年5月には日劇ミュージックホールのレビュー『サンマー・スキャンダル』の煙草売りの少女役に合格、7月には初舞台を踏みプロ歌手としてデビューした。


1953年(昭和28年)4月、テレサ・ブリュワーのカバー曲『想い出のワルツ』(原題:Till I Waltz Again with You)でビクターからレコードデビュー。発売直後から話題となり、20万枚 の大ヒットを記録した。戦後最短でスターとなったことから「世紀に一人のシンデレラ」とも呼ばれた。


その後も『青いカナリヤ』(作詞・作曲:V.C. Fiorino、訳詞:井田誠一)、『オウ・マイ・パパ』、『はるかなる山の呼び声』、『マンボ・イタリアノ』、『チャチャチャは素晴らしい』などの曲をヒットさせて不動の人気を確立。同年代の人気少女歌手である江利チエミ美空ひばりと共に「三人娘」の一人として称されるようになる。この3人が主演した1955年(昭和30年)公開の東宝映画『ジャンケン娘』は空前の大ヒットを記録。


2022年現在、「三人娘」としては存命する唯一の人物である。


映画初出演作は1953年12月公開の松竹系映画『青春三羽烏』。またファッションモデルとしても活躍した。女優としても高く評価されている。


1998年(平成10年)に紫綬褒章、2004年にはレコード大賞「功労賞」を受賞。

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