「ぼくは、えうりゅあれが、だいすき、だ!」
「お願いだから。怪物になりきれなかったことを、悔やまないで」
概説
『Fate/Grand Order』における、アステリオスとエウリュアレのコンビあるいはカップリングタグ。名前の由来は、メインシナリオ第三章「封鎖終局四海オケアノス」第四節のサブタイトル「雷光と女神」より。
シナリオ中では、エウリュアレが黒髭の魔の手から逃げていたところ迷宮に迷い込み、そこでアステリオスと遭遇。エウリュアレはアステリオスに自らの護衛を申し付け、2人はストーリー中盤まで行動を共にすることとなる。
「ミノタウロス」と呼ばれ続けた結果、自身ですら忘れかけていた名前を初めて呼んでくれた少女。
妹と同じように、周囲から怪物として扱われていた男。
「雷光」は自らが殺した贄の子供たちと少女を重ね、「女神」は自分たちを守るために怪物へと堕ちた妹と男を重ねた。
属性としては、筋骨隆々とした巨漢と可憐な美少女の「美女と野獣」という外観だが、実際には純朴で勇敢な少年を見守るツンデレ女神の「おねショタ」という相反する属性が同居する非常にオイシイ要素を兼ね備えている。
余談
アステリオスには腹違いの「エウリュアレ(同名別人)」という姉(または妹)がいる。彼女とポセイドンとの間に産まれたのがオリオンであり、つまるところアステリオスは血縁上オリオンの伯父となる。また別の話として、ゴルゴンことメドゥーサはポセイドンの愛人であったともされる。ギリシャ狭すぎだろ。
期間限定イベント「ネロ祭再び~2016 Autumn」では、三姉妹+アステリオスのチーム「エーゲ海のゆうべ」として参戦。プロローグでは、エウリュアレを守れるところを見せようと張り切るアステリオスを、エウリュアレが窘めつつもフォローに回ろうとする微笑ましい姿を見せてくれる。
そして、いざ予選中級で登場するとメデューサと3人でボスとして登場する。
えっ、上姉様? Battle 2で一人ハブられてますけど、何か?
プロローグでも、ほのぼのとした美女と野獣のやりとりを見て、疎外感とイライラを募らせる上姉様の明日はどっちだ……と思っていた人々は沢山いたかもしれないが…
2020年8月に、ステンノのモーション改修と共に追加された彼女のマイルーム特殊会話にて、アステリオスに対しての発言が見られる。
そこでは、傍目から見分けが付かない2人をきちんと見分けた上で上姉様を肩に乗せようとするアステリオスの姿が……!
それに対しての上姉様の反応も満更でもなさそう。
やったね、上姉様!
その後、2021年4月開催の期間限定イベント「輝け!グレイルライブ!!」にて、タマモキャットとの楽屋マイクパフォーマンスで「美しい雷光は私に幸せをくれた」と言及。
ほんの一言触れただけであったが、濃縮された糖分をしれっと投下していった。
下姉は雷光
上姉のパートナーは何処に居るのだろうか