概要
1961年から1962年にかけて『ぼくら』(講談社)にて連載された。
あらすじ
謎の潜水艦によって父を殺された塚森ススム(つかもり・すすむ)は、無謀にも単身で潜水艦を追っていく。そこで、ジェット機に乗った電光オズマと出会ったススムは、彼とともに行動していくうちに、世界征服を企むノバ帝国の存在を知る。オズマとススムは、ノバ帝国の野望を阻止することが出来るのか!?(公式より)
主な登場人物
塚森ススム(つかもり ススム)
主人公の少年。小学生と思われるが年齢は不詳。父である塚森博士が日本丸撃沈事件に巻き込まれたと聞いて教室を飛び出した際に、電光オズマと邂逅する。
電光オズマ(でんこうオズマ)
オズマ部隊の隊長で、全編に渡って活躍するもう一人の主人公である。顔をヘルメットと飛行眼鏡で隠した長身の男性といういで立ちをしている。格闘技や操縦の達人であり、科学技術などにも詳しい博識さを持つ。
塚森夫妻(つかもりふさい)
ススムの両親。塚森博士は世界的な科学者。日本丸撃沈の際に死亡しているが、ノバ帝国の手で蘇生されている。
南 洋一(みなみ よういち)
ススムの同級生にして親友。後に少年オズマ隊員になり、ススムと共に活躍する。
ガンモス
侵略者ノバ帝国編の敵キャラ。ノバ帝国の首相。黒いローブと覆面で顔を覆った怪人。インド洋の大要塞を拠点に二十万の兵力を整えて、新国家ノバ帝国を建国。地球征服に乗り出した独裁者である。
ズーラ
なぞの化石円盤編の敵キャラ。ペガン星人。本当のリーダーを殺害して実権を乗っ取り、ペガン星の科学力で地球を支配しようとする大悪人。
用語
電光オズマ部隊
電光オズマが中心となって結成された一大戦闘集団。アマゾンの大ジャングル内に基地があり、航空部隊、地上部隊、海上部隊(潜水艦)を持つ。
少年オズマ部隊
日本の少年達で結成された戦闘部隊。オズマ部隊の補助戦力だが、劇中では主役として活躍する。隊員の定数は47人。