概要
主にDチーム・ゼアルの登場人物、シンディ・クロスが使用する鳥獣族のシンクロモンスター。
カードテキスト
シンクロ・効果モンスター
星3/風属性/鳥獣族/攻 0/守2300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
ターン終了時まで選択したモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。
解説
世界観上では「霞の谷」に生息するとされる鳥獣族のモンスター。A・O・J クラウソラスはこのモンスターをモデルに作成された戦闘兵器である。ちなみにA・O・J クラウソラスのフレーバーテキストにてその存在が語られていたが、実際に霞鳥クラウソラスがOCG化されたのはA・O・Jの登場から5年以上経ってからだった。
レベル3のシンクロモンスターはワンショット・キャノンに続いて2体目。しかしワンショット・キャノンのようなシンクロ素材の制限などは無く、いくらかは召喚しやすい。また、ターン終了時までという時間制限こそあるが、相手モンスターの攻撃力を0にまで引き落とし、さらには効果まで奪ってしまうという能力は十分に強力。守備力が高めなので比較的場持ちも良く、扱いやすいのが長所。
一方、イラストでは鋭く立派な嘴と鉤爪を持っていることが確認できるが、意外にも攻撃力は「0」。そのため、基本的には守備表示で相手からの攻撃を防ぎつつ効果を適用して弱体化させ、その後は仲間のモンスターに倒してもらうという戦い方が基本となる。前述したように相手モンスターの攻撃力を0にまで下げられるが、このカードも攻撃力が0なので、そのままではどうあがいても相手モンスターを処理しきれない(遊戯王OCGのルール上、攻撃力が同値の攻撃表示のモンスター同士が戦闘を行えば相打ちとなり、双方ともに戦闘破壊されるが、攻撃力が双方0の場合は例外で両者ともに破壊されず場に残る)。反転世界などがあれば攻撃にも積極的に参加できる。