「これがみっつめの、サテライトの星!」
「天まで昇れっ!シンクロ召喚!」
「これがオレの切り札だっ!」
「飛び出せ!ワンショット・キャノン!」
概要
ワンショット・キャノンとは、アニメ遊戯王5D'sでラリー・ドーソンが使用していた機械族のシンクロモンスターである。
カードテキスト
シンクロ・効果モンスター
星3/炎属性/機械族/攻0/守0
「ワンショット・ロケット」+チューナー以外のモンスター1体
1ターンに1度、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊し、
そのコントローラーに破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える。
解説
フィールド上のモンスターを破壊し、そのコントローラーにダメージを与える効果を持つシンクロモンスター。
シンクロモンスターの中では(ルール上は)レベルが最も低いレベル2のフォーミュラ・シンクロン等に次いでレベルが低いレベル3であり、同じレベルである霞鳥クラウソラス等よりもその歴史は長い。
シンクロ召喚に使用するチューナーモンスターがレベル2のワンショット・ロケットでなければならないため、もう1体のシンクロ素材は必然的にレベル1のモンスターとなる。
そのため、低レベルモンスターの特殊召喚に特化したデッキで使用することになるだろう。
破壊効果を何度も使用できればバーン効果と合わせて相手に大きな痛手を与えることができるが、ステータスがあまりにも低いため、放っておくと相手ターンにまず戦闘破壊されてしまう。
このカードを使用する場合はロックカードなどでこのカードを守るか、1回切りと割り切って効果使用後のこのカードをより高レベルのシンクロモンスターへのシンクロ素材にするなどして高攻撃力のモンスターによる追撃で一気に攻め込む事になるだろう。
ロード・ウォリアーならこのカードのシンクロ素材として名指しされているワンショット・ロケットをリクルートできる効果を持ち、相手がアタッカーを失ったところを攻撃力3000で追撃できるため相性が良い。レベル・スティーラーが禁止カードとなる前は逆に効果使用後のこのカードとクイック・シンクロンにレベル・スティーラーを絡めることであちらのシンクロ召喚に繋げたりする動きも可能であった。
アニメではラリーがルドガー・ゴドウィンによって操られて親友である不動遊星とデュエルさせられた際、デュエル中にルドガーの意志によって正気を取り戻した状態で使用。
自分の場に存在している地縛神Uruをこのカードの効果対象にすることであえて自分のライフポイントを0にし、遊星に後を託した。
皮肉にも、遊星はこのデュエルで上記の通りこのカードと相性が良いロード・ウォリアーを使用していた。
アニメでは与えるダメージが、破壊したモンスターの攻撃力そのままの数値なので、OCGで半減している。
ちなみにアニメではこのカードのシンクロ召喚時の口上は明かされておらず、上記の口上はタッグフォースシリーズでラリーがこのカードを使用した際のものである。
関連項目
遊戯王OCG 機械族 シンクロモンスター ワンショット・ロケット
インフェルニティ・デス・ドラゴン 太陽龍インティ このカードと同様に相手モンスターを破壊してその攻撃力の半分のダメージを与える効果を持つシンクロモンスター