カードテキスト
このカードはレベル7以下のモンスターとの戦闘では破壊されない。
また、自分のエンドフェイズ毎に
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
この効果でアップした攻撃力は、
このカードが攻撃したダメージ計算後に0に戻る。
概要
アニメで初登場した際は「衛星軌道上に存在しているためレベルの低いモンスターの攻撃は届かない」という設定であった。
OCGとは別物であるが、ゲーム版で初登場した際も「衛星軌道上から集束エネルギーを照射する兵器」とのテキストがあった。
原作・アニメにおいて
アニメ遊戯王DMではビッグ5のメンバー大門が使用。大門曰く(アニメの設定では)実在する兵器であり、海馬剛三郎が社長に就任していた頃の海馬コーポレーションが開発したとの事。
この時は後にOCG化された物と効果が異なり、自分のエンドフェイズ毎にこのカードにカウンターを乗せ、攻撃を行う際にそのカウンターを全て取り除くことでダメージ計算時だけ取り除いたカウンター1つにつき攻撃力が1000ポイント上がる効果であった。
そのため攻撃時以外の攻撃力は0であり、レベル8である青眼の白龍によりこの弱点を突かれて破壊された。
アニメの続編に当たる遊戯王GXではミズガルズ王国のオージーン王子が使用。オージーンはこのカードを中心とした1ターンキル戦術で有名なプロデュエリストでもあった。
専用の融合罠カード「デブリステーション」、融合モンスター「サテライト・レーザーX06Sバルサム」が登場するなど破格の扱い。
また、ミズガルズ王国はその気になれば世界を焼き尽くせるほどの威力を持ったレーザー衛星「ソーラ」を所有しており、この「ソーラ」はGX2期のストーリーにおいて鍵となる存在であった。
衛星兵器だが、元ネタのX部分はしっかり引き継がれている。
OCGにおいて
シャインエンジェルからの特殊召喚が基本で、その後機械複製術で3体呼び出す。
そして数ターン待って攻撃力が上がった所をリミッター解除で決めるのが理想的である。
最近ではエクストラデッキ制限の影響で少ないとはいえ機械族のためキメラテック・フォートレス・ドラゴンの素材にされやすく、レベル8以上のモンスターが容易に飛んでくるシンクロモンスターやレベルを持たないエクシーズモンスター・リンクモンスターの存在もあるため活躍させるにはかなりの工夫が求められる。
だが、逆に機械複製術に対応するレベル5・光属性・機械族という希少な立場を活かし、セイクリッド・プレアデスやサイバー・ドラゴン・ノヴァのエクシーズ素材として利用する事も考えられる。
また、カメンレオンなどの攻守0である点を活かせるチューナーの増加や、素材縛りや指定数が緩めのレベル9シンクロの登場により、シンクロ素材としても、ある程度使えるようになっている。