おかしな美術館に登場。赤い服の女によく似た姿をしている。
赤い服の女やその色違いの女性たちは、無個性と同じく複数登場し、この青い服の女も複数確認できる。
プレイヤーの印象が強いのは、恐らく初登場時。
少し前の部屋で赤い服の女に襲われたと思ったら、今度は何も掛かっていない壁に青い服の女という作品名が・・・。
赤い服の女同様、初見ではなかなかに驚かせてくれるキャラクターである。
ちなみに初登場時、ある程度近づくとこちらに襲い掛かってくるが、襲い掛かってくる一歩手前で止まると、手をとめてこちらをじっと見つめてくる。
距離を離すとまた待機モーションに戻るので、表情の違いを楽しむのもいいかもしれない。
なお、この女性たちは赤い服の女と青い服の女のほか、名前は確認できないが黄色い服と緑の服の絵が存在する。
彼女たちにはそれぞれ移動スピードなどの違いがあるが、それは服の色ではなく個体によってさまざまである(同じ色の服の女性でも、スピードは違うということ)。
若干ネタバレ↓
前述の通り、初登場時の印象深い青い服の女だが、彼女には実は謎が多い。
実際にゲームをプレイした人ならわかると思うが、永遠の恵みのある部屋の右の通路にはギャリーが倒れており、左の通路にはギャリーが襲われたときについたと思われる血痕と、ギャリーのものである青い薔薇の花びらが落ちている。
そして壁には青い服の女とかかれたプレートがあるが、そこには何もかかっていない。
まずこのことから、青い服の女はもともとこの部屋の壁に掛かっており、そこでギャリーが襲われたということが解る。
しかしこの部屋に彼女は居らず、この部屋からいける小部屋の中でギャリーから奪った薔薇で花占いをしている。
問題なのは、青い服の女は自力で扉を開けることができないということである。
これは少し前の部屋の本棚に隠された本に「ここの女性は自力で扉をあけれない」と書かれており、実際イヴが部屋を出ると青い服の女は窓ガラスをブチ破って追跡してくる(部屋の窓のすぐ下には椅子がおいてあったので、それを台にしたのだと思われる)ことから間違いないだろう。
一体どうやって彼女は部屋に入ったのだろうか・・・。
(ただし、この小部屋には鍵が掛かっており、その鍵をギャリーが持っていたことを考えれば、ギャリーが自分を追いかけてくる彼女を部屋に閉じ込めたのかもしれない。)
また、無個性は色違いのパターンが通常の美術館に展示されている(ただし男性バージョンはおかしな美術館のみ)のに対し、この女性たちは赤い服の女のみ美術館に飾られており、ゲルテナ作品を扱った本でも他の色の女性については触れられていない。
無個性と違い、青い服の女と名前まで別であるが、ver1.04以降に追加された真・ゲルテナ展にも追加されない。
ゲルテナ作品であることは間違いないと思われるが、何故か曖昧な扱いをされている。
ちなみに全くの余談だが、青い薔薇を回収して部屋を出たあと、最速で廊下まで戻ると青い服の女が窓を割る前に移動することが出来る。