概要
音井信之介博士が造り上げた4体のHFR達のこと。
音井博士が要請を受け、初めて独力で造り上げた長姉であり紅一点の【A-L】ラヴェンダーから始まり、2番目に【A-O】オラトリオ、3番目に【A-P】パルス、末子で最新型の【A-S】シグナルが造られた。
パルスは音井博士の息子である正信も関わっているが、正信は製作ではなく改造の方を担当している。
全員個性豊かな性格をしており、パルスとシグナルはケンカは絶えないが、基本的に仲は良い方である。
尚、ラヴェンダーは設定年齢が24歳、オラトリオは設定年齢が25歳ということになっているが、ロボットは稼働年数の方が重視されるので、些細なことである。
なお、信之介は顔を考えるのが苦手なので雑誌のモデルや息子の顔を参考に作った結果、美形に仕上がっている(カルマも顔の造形に困っていたところを女性研究員が好きなモデルの顔にして、と言う事で決めたと言うエピソードがある)。
「ロボット工学未曾有の天才」と呼ばれた音井博士が制作しただけあって、個性豊かなだけでなくその戦闘能力も非常に高い。
情報処理専門のオラトリオがロボットプロレスのチャンピオンを「秒殺」したということから、その能力の高さがうかがい知れる。
ちなみにこのオラトリオのせいで、A-ナンバーズ、特に音井ブランドはロボットプロレス出場を禁止されており、出場したいと思ってたシグナルは夢破れることとなった。
余談
シンクタンク・アトランダムの(主に男性)研究者間のプライベート・ジョークとして、上述したHRFに加えて信之助の実子である音井正信と、孫(正信の子)である音井信彦すら加えて「音井ブランド(音井ブランズ)」と呼ぶ場合がある。さらに正信と信彦に対して「人間の方の音井ブランズ」などと呼称する者もいたりする(特にDr.ハンプティ)。
Dr.ハンプティから(よりにもよって息子の前で)そのジョークを持ち出された際、正信は「息子までその名で呼ばないで下さい」と辟易していた。(性的な意味を多分に含むジョークであるため)