基本データ
プロジェクト名 | 【A-A】ATRANDOM |
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製作者 | Dr.カシオペア Dr.クエーサー Dr.デネブ Dr.アルタイル Dr.ベガ(精神及びボディVer 1.0)。・Dr.クエーサー(ボディVer 2.0) |
身長 | 202cm |
体重 | 95kg |
設定年齢 | 25歳 |
髪の色 | ほとんど銀に近い金髪。直毛 |
目の色 | 薄い青、角度によって薄い緑 |
CV | 小杉十郎太 |
概要
シンクタンク・アトランダムによる最初のロボットであり、A-ナンバーズの一番目。シンクタンク・アトランダムが本拠として計画していた海上都市「リュケイオン」の市長とするために組織の将来を背負わされ期待を持って開発されたが、開発者たちの期待ゆえのやりすぎから、凄まじいパワーによるバランスの狂いを生じさせて暴走を繰り返し、結果、未完成のまま頭部のみの状態で封印される。
その性格は、子供の頃に僅かに対面した正信から嫌な奴と言い切られている通り、傲慢で他人を見下している。まーぶっちゃけ、この頃のアトランダムは「産みの親たちから、期待ゆえに散々に自尊を吹き込まれ甘やかされた挙句、勘違いで増長してイキりまくっちまったバカ長兄」といったトコロ。
ちなみに正信がアトランダムと対面したのは、この頃、世界初のHFロボット、ハーモニーを開発した音井教授にシンクタンクからお鉢が回る形で自宅に預けられた為で、封印という結論を出すまでに暴走三回、ボディ破壊二回、教授は連日徹夜という経緯を経ている。
そして自分を作り出しておきながら未完成のまま放置され(=勝手に産み出してチヤホヤしておきながら思い通りにならないと解ればポイ捨てにされた)結果、無為に時間だけが過ぎていく狂いそうな時間を過ごしたという封印体験から製作者達に復讐心を抱くようになり、同じような境遇のユーロパと共にDr.クエーサーの計画に利用されることになる。
ロボット博覧会の為に封印状態で運び込まれたリュケイオン内にて脱走し、クエーサーに与えられたロボット洗脳プログラムで市長であるカルマを洗脳。
リュケイオンを隔離し、更にカルマを使ってシグナルから放熱用の髪を切り取る形でMIRAを強奪し、人間型のボディに換装する。
そのMIRAが記憶していた変身コード(信彦のくしゃみ)に反応して機能不全を呼ぶ事を知るや否や信彦の抹殺を画策するが、コードのサポートを受けたシグナルによって敗北。最終的にクエーサーによって「トカゲの尻尾切り」として爆破されるところをユーロパに助けられる。その後MIRA製ボディとアトランダムのプログラムのバランスの完全両立が確認された為、騒動後は、ユーロパと共に生みの親であるカシオペア博士の元で暮らす。
その生活の中でかつての傲慢さや冷酷さは薄れていき、自主的にカシオペア博士の自宅周りを見回ったり、ちびシグナル達の遊びに(強引に)付き合わされたりしている。
小説版によれば近所では「娘夫婦が体調を崩した母親を看護するため家に帰ってきた」と噂されているらしいが、原作者も完結記念ムックで「入り婿状態」と称しているので、あながち間違いではない。
封印された期間が長かったため実稼働時間こそ短いが、開発当時の技術ではその優れたソフトゆえにボディとのバランスを取る事が出来ず、音井教授でさえ封印という結論を出した。
最新型のHFボディに難なく順応しており、MIRAの特性を利用してパルスのレーザーをレンズ状に変化させた腕で拡散させて防ぐ、コートの裾をカッター状に硬化させる、エネルギー弾を発射するなど、シグナル以上にMIRAの扱いに長けた面まで見せた。
関連イラスト
人型がDr.クエーサーによるVer 2.0。右下が未完成のまま封印されたVer 1.0。
関連タグ
大清水さち ツインシグナル TWINSIGNAL TWIN_SIGNAL