高橋イサム
たかはしいさむ
馬鹿で騒がしい、いたって普通の男子中学生。くるみ達の狂った言動にめちゃめちゃリアクションする。不幸な目に割とよく合う。エロい事への興味がすごい。
(せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ 公式ウェブサイトより)
せいぜいがんばれ!魔法少女くるみの主人公であり、プリマエンジェルを傍観する男子たちの一人。リアクション担当。
ボサボサの茶髪に、「T」と書かれたTシャツ、オレンジ色のリストバンドが特徴の男子中学生。
馬鹿で騒がしい。主人公の中では特にリアクションか大きく、状況への順応性が高い。
プリマエンジェル達を応援したり心配したりする描写が比較的多く、何だかんだいい奴。
デビるんによく「声きったな!」とツッコむ。
欲望に忠実な変態。プリマエンジェル達の変身シーンで毎回のように裸を見ようと奮闘しているが、無論成功した試しは一度もない。
変身シーンの裸を見るためならば光を遮るためサングラスを常備する、微ゾンビ化しても正気を取り戻す等、本当に何でもやる。他にもパンチラを見たくて必死になったり、プリマエンジェルの肌の露出が見たいあまり怪人を応援しだす等、変態じみた行動が目立つ。
これには友人たちも「こいつ気持ち悪いな」「空気を読め」と終始呆れているが、全く懲りる様子はない。
水着回でのテンションの上がりようは過去最高。しかしプリマエンジェル達の水着が思っていたのと違っていた上に、怪人水着喰い(文字通り水着を食う怪人)がすぐさま倒されたことに怒って騒ぎすぎて、浜辺のライフガードにめちゃめちゃ怒られたらしい(シゲル談)。
このように変態キャラを全面に押し出す彼だが、これはただ異性への強い関心を周囲に見せることに躊躇いがないだけのある種人間らしい、男子中学生らしい行為とも言える。感性の面で言うなら、防犯用にエアサロを持ち歩く奴とかツッコミが絡むと途端にポンコツになる奴とかよりはマシなのかもしれない…多分。
主人公の中で最も怪人の被害に遭いやすい。怪人は本当にそこそこの害しかないが、洗脳される、軽めのゾンビにされる、顔に食べ物を塗りたくられる等、割と散々な目に遭っている。
怪人に襲われても撃退できるシゲル、そもそも怪人に襲われることのないキヨシと比べると、その頻度の差は歴然。
キヨシやシゲルも何度か助けようとしたことはあるが、結局最後まで助からずに終わることがほとんど。
キヨシ程ではないが、ツッコみたい衝動を抑えられないタイプ(ツッコみたい基準は主にデビるんの声)。
勉強が苦手で、テストではいつも赤点を取っている。
※ここからは75話(3期)のネタバレを含みます。ご注意下さい。
75話にて、宇宙極悪機構のもたらした地球滅亡の危機を回避したプリマエンジェル達。
しかしそれは同時に「魔法少女くるみ」との別れを告げるものであった。
滅亡の危機が消え地球に留まる理由がなくなってしまったデビるんは、土壇場で契約したパイレイトと宇宙の旅へ出かけることとなる。
その出発の直前、地球が宇宙極悪機構に再び狙われることのないよう、プリマエンジェルやデビるん星人以外の全ての人からプリマエンジェルに関する記憶を消すことができる「記憶抹消ボタン」が押されてしまう。
「いや夢かい!!!」
その直後布団から目覚めた主人公の一人、キヨシ。
他主人公であるイサムやシゲル、他一般人の状況は不明だが、少なくともキヨシは「魔法少女くるみ」に関する記憶をほぼ全て消失しており、うっすら残っている傍観の日々を『長い夢』として捉えている。