CV:平野綾
概要
リコーダーとランドセルのレギュラーキャラクターの1人。宮川あつみの親友にしてクラスメイト。高校2年生。
あつみとは入学式前に擦れ違っていたが面識はなく、入学式後に自動販売機のボタンが押せず苦戦していた彼女に手を貸したことで仲良くなった(20巻より)。
高校生にしてはモデル顔負けの美貌とスタイルの持ち主。当初は盛山先生に次ぐ巨乳キャラクターであったが、巻が進むに連れて彼女以上の巨乳キャラが増えて行き、相対的に沙夜は“やや巨乳”くらいの立ち位置になってしまった(それでも女性陣の中では明らかに大きい)。
本作における恋愛要素のあるヒロインとしての役割を演じる。
性格
良くも悪くも普通の女子高生。年下の子は可愛がり、年上の異性には理想を抱く。何事にも興味を持ち、嫌悪の対象には怒りや冷めた対応を見せる。
当初は暴力ヒロインとしての側面もあり、連載初期には吉岡先輩を何度か殴ったことがある。
後にやや天然という属性が追加され、あつみのしっかり者具合と対比されるように。
あつしに対する恋心
理想のタイプと合致する宮川あつしに一目惚れしている。以降は恋する乙女全開になる。
当初はあつみとあつしの関係を知らず、彼らの話題に出る「隣のタケ兄」と勘違いしていた。
やがてあつしが小学生であることを知り、自分は吉岡先輩と同じヘンタイ(ショタコン)なのではと苦悩する。しかしタケ兄から背中を押されたことで立ち直る。
原作では当初あつしに対して敬語だったが、小学生と知ったあたりから敬語は使わなくなった(さん付けはしている)。
アニメ版では敬語として接する機会が多いが、一時期だけタメ口だったことがある。
後輩の小林マコトから惚れられており、幾度もアプローチを受けるが「弟のような存在」と見ていたため気づくことは一切なかった。10巻からついに告白を受けるが、理想のタイプとは違うということで断ってしまう。しかしマコトは背を伸ばすことで沙夜の眼鏡に適う男になると誓いを立てた。
巻数が進むに連れて恋愛要素が薄くなり、マコトは出番が激減。沙夜との仲は進展せず。
沙夜の方もあつしにベタ惚れという感じではなくなり、好意は抱いているが落ち着いた振る舞いが多くなった。
アニメ版3期では、後頭部にカミキリムシが止まり、恐怖で立ちすくんで動けなくなったところをあつしに助けられるというオリジナルエピソードが追加されている。