概要
鬼龍院皐月の父親で、鬼龍院羅暁の夫。「生命戦維」の研究を行っていた優秀な科学者。
5歳の皐月に純潔を見せ、「これがお前の花嫁衣装だ」と告げた人物でもある。
TVにただ一度だけ出たテロップが鬼龍院総一郎であった為、それが浸透・一般化してしまったが、正しい表記は「装一郎」であることが、シリーズ構成・脚本の中島かずきのツイッターにて明かされている。
※以下、ネタバレに付き閲覧注意
ネタバレ
第一子である皐月のみならず、生まれたばかりの第二子までも「生命戦維」の実験台とし、うまくいかないとわかると廃棄処分にしてしまうという妻・羅暁の非道さについていけず、密かに第二子を救い出して育てていた。この第二子こそが纏流子である。
皐月が5歳(流子4歳)のとき皐月に全ての真実を教え、羅暁打倒の大業を託して鬼龍院家から逃亡。羅暁の放った刺客に襲われるも、死亡したように見せかけて地下に潜った彼は、纏一身へと名と姿を変えて、鬼龍院と生命戦維への対抗組織「ヌーディスト・ビーチ」を設立した。そして極秘裏に神衣「鮮血」と「断ち斬りバサミ」を製作し、それらを流子に託す直前(物語が始まる半年前)に針目縫によって殺害された。
皐月はこの殺害を「自分の指示だ」と言っていたが、第18話で針目は流子に対して「一身殺害は僕と羅暁様でやった」と告白している。