カードとしての能力
魔光蟲ヴィルジニア卿 闇文明 (5)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。そのクリーチャーが進化クリーチャーで、このクリーチャーと同じ種族をひとつでも持っていれば、そのクリーチャーをコストを支払わずにバトルゾーンに出してもよい。
※殿堂入り→殿堂解除
概要
戦国編第三弾で登場したナイト持ちのパラサイトワーム。
場に出した時に墓地のクリーチャー一体を回収し、それがナイトもしくはパラサイトワームならそのままバトルゾーンにだすことができる。
ナイト、パラサイトワーム共に強力な進化クリーチャーを擁しているので、当然このクリーチャーも強力。
バトルゾーンに素材を出しておく必要が無く、高いカードパワーを誇る「大邪眼B・ロマノフ」の登場によりさらに評価が上がったが、そのせいで殿堂入りしてしまう結果となった。
後に墓地のクリーチャーをバトルゾーンに出せる「ルソー・モンテス/法と契約の秤」の登場、進化クリーチャーを破壊以外の方法で除去する手段が豊富になったこと、「カラフル・ダンス」などの元々相性のいいカードが殿堂入りもあったからか、2020年1月1日付に殿堂解除された。
このカードを中心に組まれ、徹底した墓地肥やしからこのカードによる早期の呼び出しにつなげるデッキが「ヴィルジニアリアニメイト」である。
後に生命と大地と轟破の決断が登場すると、ルールの穴を突くようなコンボが発見される。それは生命と大地と轟破の決断で魔光蟲ヴィルジニア卿と不死ゾンビーバーを同時に出し、ゾンビーバーの進化元をヴィルジニア卿にすると、ヴィルジニア卿の効果の「このクリーチャー」がゾンビーバーに変わるというもの。つまり本来出せるのはナイトとパラサイトワームだった所がデーモン・コマンドと侵略者に変えられるということ。ここから悪魔神ドルバロムでも出せばほぼ確実に勝ちに持っていけるだろう。ゾンビーバーの効果で山札の上から5枚を墓地に置けるので墓地に進化クリーチャーが無いという事態も防げる。
フレーバーテキストではよく「禁断の騎士」と呼ばれる。
漫画では、「SX」でサドネスが、外伝でザキラが使用している。サドネスは「黒騎士ザールフェルドⅡ世」を、ザキラは「大邪眼B・ロマノフ」をリアニメイトしている。
サドネス曰く、「アダムから預かった神の虫」