それは、ムートピアたちがCode:1059に対抗するための最後の砦。
カード詳細
魔導管理室 カリヤドネ
レアリティ | SR |
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コスト | 水文明(14) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | ムートピア |
パワー | 10500 |
能力 | シンパシー:自分の墓地にある呪文(このクリーチャーの召喚コストは、自分の墓地にある呪文1枚につき1少なくなる。ただしコストは0以下にならない) |
このクリーチャーが出た時、コスト3以下の呪文を3枚まで、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。こうして唱えた呪文は、唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。 | |
W・ブレイカー |
ハーミット・サークル
コスト | 光文明(3) |
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カードタイプ | 呪文 |
効果 | S・トリガー |
相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。 |
概要
DMRP-11「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」で登場したツインパクト。
クリーチャー面は、呪文主体のデッキに特化した性能で、シンパシーによって14という超重量級コストを踏み倒すことができる。さらに能力でコスト3以下の呪文を3枚墓地から唱えることが可能。《「大当たり!もう一本!!」》と組み合わせれば6回呪文を発動でき、さらにここに《次元の嵐スコーラー》がいればG・ゼロで呼び出しエクストラターンを得られる。
呪文面は《マジェスティック・サンダー》の下位互換だが、普通に防御札として機能し、ツインパクトなので《サイバー・I・チョイス》でカリヤドネの直接呼び出しも可能。
このように、呪文主体のデッキならば大活躍できるが、逆に言えば呪文メタや墓地利用メタのデッキにはめっぽう弱いため過信は禁物。下手すれば詰みもあり得る。
カリヤドネループと殿堂入り
【カリヤドネループ】とは、このカードと先程の《[[「大当たり!もう一本!!」》を利用したループデッキで、以下の手順をこなすことで相手のみをライブラリアウトに追い込むことができる。
①:《「大当たり!もう一本!!」》を唱える。
②:《魔導管理室 カリヤドネ》を召喚。《「大当たり!もう一本!!」》の効果でcipが2回トリガー。
③:1回目のcipを解決。
《セイレーン・コンチェルト》でアンタップマナを生成。山札4枚
《ブラッディ・クロス》で山札の上から2枚を墓地に。山札3枚
《エマージェンシー・タイフーン》で1枚引いてその引いたカードを捨てる。山札3枚
④:2回目のcipを解決。《「大当たり!もう一本!!」》を唱え、cip増幅の効果を掛ける。山札4枚
《レスキュー・タイム》で《魔導管理室 カリヤドネ》を回収。山札5枚
《ブラッディ・タイフーン》を唱える。この時山札の上は3で唱えた3枚の呪文なので、《セイレーン・コンチェルト》を手札に加えて残り2枚を墓地に。山札3枚
⑤:《セイレーン・コンチェルト》をコストを支払って唱えて墓地に落とす。
⑥:②に戻る。これを繰り返し。
コンボ発動まで全くクリーチャーを出さない事も多く、【崩壊と灼熱の牙】や【青黒緑デッドダムド】といった除去デッキにも強く、《「亜堕無」-鬼MAX》などの相手の犠牲を利用したカードも封じることができる。
また、高コストカードが多く、低コストを葬る《テック団の波壊Go!》にも耐性を持つ。
さらにコスト踏み倒しメタにも強めで、クリーチャーは召喚で呼び出しているので《異端流しオニカマス》をすり抜ける。
このように汎用性が高く、周辺パーツが1つ程度規制されたとしても墓地肥やしさえできれば支障なく回すことができたため、2020年12月18日に殿堂入りした。
しかし、殿堂入り後も呪文デッキでは主力として前線を担っている。