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CV - 中尾隆聖

概要編集

勇者ヨシヒコシリーズ』の第1作『勇者ヨシヒコと魔王の城』に登場する魔王にして本作のラスボス。

初登場は最終話の12話(未公開映像版では10話から)で声を加工しシルエットで登場している。

仏によると諸悪の根源。

下界を支配するため邪悪な気で人々を操り、逆らう者に対して魔物を差し向け、カボイの村を始め世界中に疫病を蔓延させていた張本人。

監視モニターを使ってヨシヒコ一行の動向を監視している。

操られた人物は眼球の虹彩が白く変化し「人間の目」ではなくなるが、強さは変わらない。

第2話以降から冒頭のアバンタイトル部分で魔王に操られた盗賊(※)がヨシヒコたちの前に立ちふさがり、倒されるのがお約束になっている。

ゴードンという最強の部下がいる。


※物語の途中に登場する盗賊たちは、ガリアスに操られていないのか目は白くなっていない。


魔王の城編集

魔王の城は遥か海を渡った先にあり、船では山々に囲まれるために無理であり渡るために『魔法のじゅうたん』が必要である。

魔王の城の周囲は「魔王の城下町」と呼ばれ、高層ビル群が立ち並び城が分からないようカモフラージュされている。

村々とはかけ離れた文明社会に困惑しつつも、時間が経つにつれ徐々に順応していってしまう。

本拠地は魔王ビルでいかにもわかりやすい名称の城であり、勇者ヨシヒコと導かれし七人でメレブがゲルゾーマの城を見て、ゲルゾーマの城が魔王らしかったのでガリアスの城を思い出しガリアスの城を『えっ?こんなところに魔王います?的な感じ』と言われた。

住人編集

警察官

演 - 賀来賢人(友情出演)

公園で焚き火をして野宿をしようとしていたヨシヒコに職務質問し、注意を促した警察官。


不動産屋

演 - 高佐一慈(ザ・ギース)

部屋を借りに来たヨシヒコに、垢抜けない安いアパートではなく、都会的でお洒落なマンションの一室を勧め、掘り出し物件を紹介した不動産屋。さらに知り合いの家具屋も勧めた凄腕。


メイド

演 - 村上東奈

メレブが気に入って通っているメイド喫茶のメイド。自分のことを「あおいタン」と言う。プロ意識が高く、いかにもな仕事ぶりで客の相手をしているが、本当に好かれていると勘違いして陶酔するメレブのようなタイプが苦手。本気で求愛してきたメレブにキレて罵詈雑言を浴びせ、「きのこヘッド」の捨て台詞と共に出入り禁止を言い渡した。


居酒屋の店長

演 - 八十田勇一

ヨシヒコがアルバイトで働いた居酒屋の店長。絵に描いたような悪上司で、事故に遭った妹の見舞いに行きたいというアサミの懇願を「大したことは無い」と切り捨てた。

ヨシヒコは仏ビームによってバイトしていた時の記憶を忘れてしまいバイトを放棄した時、ヨシヒコにアサミのことを言ったが知らんと言われ去った姿に「あっ、逆にかっこいい。」と評した。挨拶の練習中に武田鉄矢の真似をさせたりする。


アサミ

演 - 岸井ゆきの

ヨシヒコがアルバイトで働いた居酒屋のバイト仲間。幼い時に両親を亡くしており、生活にあまり余裕はないが、妹の学費を一生懸命働いて妹を養っている。健気なその姿勢に同じ妹がいるヨシヒコの心が少し傾いた。

妹が交通事故に遭い、見舞いに行こうとしたが店長に人手が足りないことで止められ、ヨシヒコは人手が足りない分、人一倍働くことで店長を説得し、アサミは妹の見舞いに向かった。

しかしヨシヒコは仏の仏ビームによってヨシヒコはアサミのことを忘れてしまい、その後のアサミの動向は不明。


キャバ嬢

演 - のーでぃ

ダンジョーが「耕作」と名乗って通っているキャバクラに勤務する女。やや露出の高い服を着ている。ダンジョーと同伴出勤をする予定で寿司屋で食事をしていたが、魔王退治の使命に再び燃えたヨシヒコの乱入でその話は立ち消えになった。


福田組

演 - 福田雄一、勇者ヨシヒコと魔王の城撮影スタッフ

ムラサキが女優として出演していたドラマ『伸-SHIN-』(※)を撮影しているスタッフ。本編の撮影スタッフ一同であり、監督の福田も出演している。また、カメラマンの台車を押している白いタオルを頭に巻いた撮影スタッフをムロツヨシが演じた。


※ムラサキの「サキ」→「咲」から『JIN-仁-』のパロディに決定。題名の『伸』は宅麻の名前を拝借。

正体編集

魔王の正体は、ある日宇宙より飛来した謎の生命体だという。地球に降下する際に肉体が砕け散り目玉だけになったが、高い生命力により全身を蘇生させた。

過去編集

その後、伝説の勇者ロトスケによって一度倒されるも、彼の優しさによりとどめを刺されることは無く、再度復活した。

復活した後、ロトスケを封印し、小料理屋「ロト」の主人としてロトスケを閉じ込めた。

活躍編集

未公開映像版では10話でシルエットで登場し、部下のゴードンにヨシヒコ一行が自身を倒しに行くことを知り、エスコートするように言うがゴードンから『そこまで親切にする必要はないでしょう。なんせこの島まで来れるかがわかりませんから』と言われ、魔法のじゅうたんがなければここに来ることはないと言った。


11話ではヨシヒコ一行が魔王がいる島に辿り着いたことを知り、退屈凌ぎで泳がせることにしたが、ヨシヒコ一行が食い道楽や便利な生活で満足していることを知り流石に呆れて、『馬鹿なのかな.....』と呆然した。


「勇者ヨシヒコと魔王の城」第11話より勇者よ、目ざめなさい。

により正気を取り戻したヨシヒコ(バイトしている中で仏ビームで記憶を抹消され無理やり戻された)が魔王の島で満喫しているダンジョームラサキメレブが戦闘モードに入り、『仏め。余計なことをしたな...まあいいわ。楽しみの余興ができた。』と余裕な言葉を発した。


12話でヨシヒコ一行が魔王の城を探す中、ダンジョーがとっくに知っていて楽しんでいることを推測をし、ムラサキがそこまでするわけないと言ったのを見て『フフフ、舐められたもんだ』と言った。

未公開映像ではメレブが考えた仏がいつの間に付けていた発信器を魔法のじゅうたんに付けてわざと飛ばし、爆破されたことで爆破された付近に魔王がいることを突き止め、魔王ビルを見つけた。(何故か魔法のじゅうたんがデカくなっている。)

ヨシヒコが受付嬢に「殺しに来た」と伝えたら、すぐに対応してくれた。

一度はゴードンによりムラサキ以外のパーティーメンバーを全滅させ、飛行船などを使ってヨシヒコ一行を捜索した。

しかし仏の妨害で監視モニターにヨシヒコの姿が映らなくなり、ロトスケに会いに行ったのではないかと推測する。

ヨシヒコ一行がゴードンや配下の魔物達を退けた後、魔王の部屋(堂々と魔王ガリアスと書かれている)に駆けつけたヨシヒコ一行は装備全てを装着し、突入した時にはガリアスの姿はなく、逃げたのではないかと推測するが部下の受付に屋上で待ち受けることを電話で知らせ、ヨシヒコ一行は階段で上がり、ガリアスの元へ向かった。





























最終決戦ヨシヒコ

【勇者ヨシヒコ】魔王ガリアス

「見ろ……… この発展した都市を……」

「私がここに城を築いた時は何もない塀礫だった…」

「すべて… すべて私が作ったのだ……」

ついに姿を現したガリアスの姿は一見、仮面を被ったマント姿の男だが、これは仮の姿である。

独自の文明を築き上げ、便利な品々や美味しい食べ物などで人々の心を虜にし、堕落させてからICチップを埋め込み支配する一方、誰かの支配を受けることで幸せと感じないヨシヒコら「外の世界」の人々を邪魔な存在として魔物や疫病で苦しめていた。(※)

ヨシヒコに自身の街で暮らさないかと持ちかけるが断られ戦闘モードに入り、辺りは夜になった。

「勇者ヨシヒコと魔王の城」最終回のワンシーン

生き返りの呪文を持つムラサキを強敵と見なし、一瞬で倒した。

魔王と名乗るだけあって多彩かつ強力な魔法と凄まじい攻撃力を持つが、ヨシヒコが冒険で手に入れた装備により、光線は天女の羽衣が、火炎は賢者の鎧が、冷気はドラゴンの盾がそれぞれ防いだが、勇逸の弱点である勇者の剣には一撃で倒されたに見えたが…………


真・ガリアス編集

ヨシヒコ第12話より魔王との最終決戦 後編

「私の本当の姿を見せてやる!」

勇者の剣の一撃で倒れたかと思われたガリアスだったが、嘲笑うかのように悠々と真の姿を現した。

未公開映像版ではお茶運び人形ぐらいのサイズで現れ、攻撃をするが遅く、小さいこともあり勇者の剣で倒された後に真・ガリアスになっている。

魔王ビルを覆うほどの巨体を誇る強大な魔獣。

その角から放たれる電撃でヨシヒコ以外の全員を倒し、さらには魔王退治の装備をことごとく破壊してしまう。

ゴードンが今際(いまわ)に発した「魔王は進化した」の言葉通り、魔王を倒す唯一の武器と称えられた勇者の剣さえも溶解してヨシヒコを窮地に立たせる。

しかし万事休すの土壇場で、ロトスケに聞いた話を反芻し、目玉が魔王の核であり弱点であることを見抜き、

最後に残った装備無敵の靴の真の使い方を悟ったヨシヒコが放った靴を心臓部である両目に撃ち込まれ倒された。

勇者ヨシヒコと魔王の城エンディング

その後、ヨシヒコは命の指輪の力でムラサキを生き返らせ、勝利宣言をして抱きしめた。

その後編集

続編の勇者ヨシヒコと悪霊の鍵では第1話にてセーブポイントとして登場した。

その後も偽ヨシヒコ一行のメンバーである偽メレブがヨシヒコに「そんなお人よしでよくも魔王を倒せたものだ」と評されたいる。

暗黒の神デスタークでは「魔王ガリアスほど自身は甘くない」とヨシヒコに言っている。

余談編集

なお、ICチップを入れられた住民は幸せだと言っていたが、住民の一人であるアサミは幸せそうには見えなかった。

魔王ビルのロケ地は山野美容専門学校である。

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