概要
『勇者ヨシヒコと魔王の城』の 第5話・オイッスの村にて登場。
特徴
魔王との戦いで大変役に立つという金色の靴。
その説明の通り、最終決戦で本当に重大な役割を果たす。
彼によると、ワニのマークがないものは偽物らしい。
あらすじ
「無敵の靴」を求めてオイッスの村へとやって来たヨシヒコ一行。村は5人組の男たちによって仕切られており、特に背の高いリーダー・イガルヤは恐れられている。村には何か秘密があり、村を出ようとする者は、秘密を守るために殺されるという噂がまことしやかに伝わっていた。
オイッスの村の人々
イガルヤを筆頭とする5人組によって取り仕切られている。笑えないギャグやリアクションをする者を牢屋に入れ、健康牛乳やワンコソーメンを延々飲食させるなどの懲罰を科している。
また、村にあるらしい秘密を守るため、村を出ようとする者を殺すと言われている。
5人組以外の村人は、ヨシヒコたち部外者が村に入った時を境に、イガルヤによって基本的に同じ動作・台詞しか言わないように操作された。
また、ヨシヒコたちがアイテムを探すために屋内に勝手に侵入して家捜ししたり、物を壊しても何も言わない。
演 - 長江英和
リーダー。背が高く威圧感がある。下唇が厚い。笑いが取れない手下や村人に、メガホンでダメ出しをする。
「こりゃダメだ」「行ってみよー」が口癖。
牢に捕らえたメレブに健康牛乳ならぬ「さわやか牛乳」のCM撮りを何テイクもやらせた。一見悪人のようだがその実、真に村と笑いを愛する人物であり、全ては「無敵の靴」の守護と笑い溢れる村の構築を思っての行動だった。
ヨシヒコの説得により「無敵の靴」を渡し、笑えない人間を投獄もやめることを約束する。
演 - 金子伸哉
蔵の番人。黒縁の眼鏡をかけていて、一見、普通の真面目な人。体操選手のように身が軽く強敵かと思われたがスイーツが効きやすく、その効果で撤退。
演 - 斉藤岳
酔っぱらうと「ちょっとだけだぞ」「あんたも好きねぇ」と言って服を脱ぎだす。その際には周りがピンク色になる。「へっきしっ!」と独特のくしゃみをしたり、腰を大きく前後にヘコヘコ動かして歩く。酩酊したカボーに「ちょっとだけ…」と付け加えてお願いをすると、大抵の無理は聞き入れてくれる。
演 - 谷口一
イガルヤの手下の中では出来が悪く、カボーと共にいつも怒られている。行く先々で「変なおじさん」と呼ばれ、誰だと聞かれると「だっふん…」と答える。「だいじょーぶです」「怒っちゃイヤです」が口癖。
演 - 金谷マサヨシ
太っていて常にぼーっとしており、戦力にはなっていないように見えるが、実は仏像や落ちるタライ、蛇などのカラクリを作動させていたらしい。
首にレイを掛けウクレレを弾いている。
動く仏像
演 - 太田恭輔
イガルヤの「行ってみよー」の一言で起動するオイッスの村のカラクリ。
「仏像の魔物」とヨシヒコが推測したものの正体は不明。
動かぬ仏像のフリをしてヨシヒコの背後からダメージを与え、仏像が動いたことを信じない仲間たちと引き離すことに成功する。
その後、ヨシヒコと鏡像コントらしきこともやった。実は善人であり、囚われたメレブたちの捜索を手伝い、蔵の鍵も見つけてくれた。
最終決戦
最終決戦では他の装備に登場し、もちろんヨシヒコの足に装備された。
絶体絶命のピンチの中、ロトスケが言った目の形をした化け物だったことを思い出し、至近距離であったため、唯一残された無敵の靴のリミッターを解除し、 目玉が魔王の核であり弱点であることを見抜き、 「無敵の靴」の真の使い方を悟ったヨシヒコが放った靴を魔王ガリアスの両目に撃ち込まれ倒された。