概要
『勇者ヨシヒコと魔王の城』の 第7話・パゴラの村にて登場。
特徴
対魔王用の装備の一つである。
商業の街・パゴラの村の金持ちラドマンが所有している。
あらすじ
商業の街・パゴラの村で成功を収めている商人・ラドマンが「ドラゴンの盾」を所有している。
その盾を譲ってもらおうと訪ねたヨシヒコであったが、ラドマンは、所有している五重塔に住まいながら家賃を長期滞納している者たちからその家賃を回収してきた報酬としてならば譲り渡しても良いと交換条件を出した。
登場人物
ラドマン
演 - 小松利昌
商業の栄えるパゴラの村で商売に成功し大金持ちになった男性。「ドラゴンの盾」を所有している。
いわゆる成金で、珍品や希少価値のある品物をコレクションしては人に見せびらかし、自慢しては感嘆の声をあげさせるのが趣味。
ラドマンの所有する五重塔に住みながら家賃を滞納している「皆殺しの5悪党」を倒し、家賃を回収してくれば「ドラゴンの盾」を譲り渡すとヨシヒコたちに条件を出す。
吟遊詩人
演 - KENTARO
パゴラの村で「ドラゴンの盾」のありかのヒントを分かりやすい歌詞に置き換え、朗々とした歌声に乗せて教えてくれた吟遊詩人。
ヨシヒコはその歌声に聴き入ってしまいヒントに気づかなかった。
演 - 与座嘉秋
五重塔・第1の階の住人。傍若無人な態度で他人の物を強引に自分の物にしてしまう呪術を使う。
「お前の物は俺の物、俺の物は俺の物」らしい。
また、ヨシヒコに黒縁の丸いメガネを掛けさせ、青くて丸いものにすがりつく駄目な小学生に、メレブを何かと母親にすがる小学生の精神に変える呪術や、「ボゲェ〜」と歌詞のわからない歌を歌い、耐え難い奇怪な響きで相手にダメージを与える「恐怖のリサイタル」という技を使う。
ヨシヒコ一行を絶体絶命の危機に陥れるが、母の乱入により形勢逆転、家賃を払うこととなった。母から「ツヨシ」と呼ばれている。
ジャイタンの母
演 - 青木和代
ジャイタンが絶対に頭の上がらない「母ちゃん」。
息子が家賃を滞納していることを知らなかったらしく、その事実をヨシヒコ一行に告げられると息子を叱りつけ、お尻ペンペンのおしおきをして家賃を払わせた。
演 - ホリ
五重塔・第2の階の住人。
「ぶっちゃけ」と「ちょ、待てよ」が口癖。女をメロメロにする容姿と呪術を使いムラサキをとろけさせた。
また、「待てよ」と言うことで相手の動きを止める能力も持つ。1本しか無い矢で敵を攻撃するが、弓矢の扱いはド下手。外す度に回収(2度目に矢が外れた際、ダンジョーが矢を取ってやる手伝いをする下りは現場のアドリブである。)して再び矢を射るが、3度目にヨシヒコにあっさり矢を切られてしまい、眠らされた。
スズキ
五重塔・第3の階の住人。
家賃はちゃんと払っているものと勘違いしていただけだったので諍いも起こさず、素直に滞納分を払う。
とても謙虚で、ヨシヒコたちにお茶を振舞ってくれた。
名前も見た目も普通で弱そうだが、魔法使いであり、全滅の呪文「ザラ●」を使える。興味本位でかけさせたヨシヒコらを全滅させてしまい、教会から戻ってきた時に謝罪し、釣りに向かった。
演 - ビューティーこくぶ
五重塔・第4の階の住人。軽妙なセールストークで惹きつけて、ビミョーに魅力的な商品にビミョーにお得感のあるオマケをたっぷりと付け、激安価格で販売している。商品で両手が塞がった状態の相手に不意打ち攻撃をする独特な戦法をとるらしい。
しかし、買い渋るヨシヒコ一行に根負けし、滞納していた家賃を商品のオマケに付けてしまった次の瞬間、ヨシヒコのいざないの剣が振り下ろされ、あっけなく眠らされる。
大山
五重塔・第5の階の住人。
40年も住み続ける伝説の格闘家。
かつてはツキノワグマを10頭まとめて倒したと言われているが、今は足腰も弱り、日がな一日、布団に横たわっている老人。
自分より強い相手にしか家賃を払わない主義であったが、ヨシヒコたちには敵わないと悟り家賃を支払った。
強くて頼りになると感じたヨシヒコは「おじいさん。私の仲間となって旅をしませんか?」と仲間に誘うが、あっさり断られてしまった。
手に入れたドラゴンの盾
手に入れたドラゴンの盾は馬車に保管することになったが、仲間から「いつの間にそんなシステムが…」と言われた。