- アニメや漫画などで多く使われる言葉。要は“超能力”、“魔法”又はそれらに類似するもの。一般的には魔法や超能力に統一されている。魔道とは余り使われない。(ウィキペディアより)
- Web漫画。後に商業誌で改題・リメイクされる。→ 磨道
- 魔(神に敵対するもの)の様なスタンス・思想の事。(ウィキペディアより)
- 魔の住む世界。(ウィキペディアより)
- 殺ス事ト見ツケタリ(不知火幻庵より)
概要
能力・スキルとしての「魔法・魔術」ではなく、それらの根底にある世界観や思想、
魔法概念を持つ世界特有の澱んだ空気感など、
寧ろ魔法を取り巻く周囲の環境や思想哲学などを漠然と現す際に用いられる。
要は武士道などの魔法使い版。
「子連れ狼」では「冥府魔道」の語が度々登場する。
栗本薫の異世界系の作品には「魔道」の語が頻繁に登場し、概ね上記の感覚で用いられている。
「魔道」はどちらかといえば魔法世界の「目に見えない空気感」を表すため、
目に見える「スキル的な」魔法表現を多用するバトル系の作品でこの語が用いられることは少ない。
ちなみに、「冥府魔道」は『子連れ狼』が初出であり、原作者の小池一夫が考案した造語である。復讐に燃える旅を続けるという物語の展開から、怒りや復讐心にとらわれているという意味で使われる。
外道
冥府魔道と呼ばれるように魔道とは大概において仁義に反する外道の世界である。
ゆえに魔道は基本的に忌避されるものであった。
だが通常の手段では叶えられない願望などを有したものは手段を選ばなくなり、こういった魔道(外道)に走ることもすくなくない。
これが俗に言う「魔道に堕ちる」である。