概要
1948年5月26日生まれ。本名:渡邊 順子(わたなべ じゅんこ)。東京都調布市出身。実兄は作曲家の三木たかし。
1956年、8歳から歌手活動を始めている。品川区立冨士見台中学校卒業後、本名で各地の米軍キャンプをジャズ歌手として巡った。1964年に「渡辺順子」の名でデビューするもヒットせず、1967年に石原プロモーションへ移籍する。
「黛ジュン」と改名し、東芝音楽工業(現:ユニバーサルミュージック合同会社)から「恋のハレルヤ」で再デビュー。ミニスカートと共にパンチの効いた歌声で一気に注目を集める。
1968年にリリースされた「天使の誘惑」は更なる大ヒットとなり、その年の第10回日本レコード大賞に輝いた。自身のヒット曲が主題歌となった映画にも出演。「天使の誘惑」「夕月」では主演に抜擢、売れっ子女優にもなった。
また年末恒例のNHK紅白歌合戦では、1967年の第18回から1970年の第21回まで、4年連続で通算4回の出場を果たしている。
1970年結婚し一旦引退する。1973年離婚、芸能界復帰。1983年には日活ロマンポルノ「女帝」にも出演する。その後は、新曲を発売しつつ、舞台やディナーショーを中心に歌手として活躍している。