図鑑データ
「ソロモン海のようには行かないよ、っと!」
概要
『艦隊これくしょん』に登場する空母娘「龍驤」がLv75で「改造(強化)」されたもの。
キャラクターの詳細は「龍驤(艦隊これくしょん)」の項目を参照の事。
ゲーム稼働当初には存在せず、2014年5月23日のアップデートにて追装された新形態である。
これに先立って運営は「ある重巡洋艦娘の改装」を予告していたのだが、こちらはノーヒント状態でのサプライズ的追装であり、しかも1ヶ月強前には「改」のグラフィック変更があったばかりとあってほとんどのプレイヤーもノーマーク状態であったため、当時は多くの提督が度肝を抜かれたという。
この龍驤改二にも専用のグラフィックが用意されており、初の同一艦種のまま改造される毎にグラフィックが変化する艦娘となっていたりもする。
容姿
服装に関しては「改」までと大きな違いはない。改までの白いハイソックスから黒いものに変わっているのが目立つくらい。
なお、前例が多数あり、一部で期待されていた本人の成長は「改」に続いて一切無かった。
……現実は非情である。
性能
燃弾費は弾薬費が5だけ上がった以外は据え置きと、軽空母の鑑といえる低燃費。
運も微妙にだが、15まで上昇した。
改造可能レベルの75は金剛型の改二艦娘らと同値の晩成型であり、提督たちの愛が試される。
注目すべきは艦載数で43から55と12機も増加し、スロットの搭載数の振り分けも「9/24/5/5」から「18/28/6/3」へと変更された。
相変わらず第二スロットに集中しているが、改の「第二スロットは軽空母中最大で、その他は一桁」という一点特化型のピーキーなセッティングに比べれば、若干マイルドな性能になった。また、第四スロットは5から3に減らされたため、偵察機や副砲を積むのに迷わなくて良い。
特に第二スロットの28は二航戦の最大スロット27をわずかに1上回っている。
この第一・第二スロットにともに烈風を搭載した場合、制空値は94と正規空母に迫る数値となる。
本来制空確保が苦手気味な軽空母の中にあって、正規空母とほとんど変わらない芸当ができる稀有な空母である。
なお、同じく改二軽空母であるちとちよ改二は搭載数で龍驤改二を4機上回っているが、同じこと(数の多いスロット2つに烈風搭載)をさせると、制空値は88となり龍驤が上回るほか、火力でも軽空母中最高値、二航戦以上の40を誇るため、「最低限の艦爆を搭載してボーキサイト消費を抑えつつ、制空確保と高火力の砲戦を行う」という、空母系の人気戦術の一つについては他の空母よりも扱いやすい性質を備えていると言える。
また初期装備として「零式艦戦62型(爆戦)」と「二式艦上偵察機」という、ホロレベルのレア装備を2つも引っ提げて来てくれる。
前者は大鳳初期装備、後者は蒼龍改二初期装備であり、いずれも非常なレア艦ないし非常な高レベルを要する難物。
特に昨今の『艦これ』は「制空権争い」と「索敵」に重点が置かれる動きが目立ってきたため、爆撃機でありながら対空能力がある62型(爆戦)と、新型の偵察機の装備は、図鑑の補完と戦力強化の両面で嬉しいかもしれない。
関連イラスト
あと、独特なポージングからこんなネタもちらほらと……