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2018年のプロ野球の馬鹿試合

にせんじゅうはちねんどのばかじあい

本記事は「馬鹿試合(プロ野球)」において、2018年度の馬鹿試合に関する記載量が異常に多くなってしまったため、応急措置として分割された記事である。
目次 [非表示]

2018年は例年に比べて、いわゆる馬鹿試合の条件を満たすとされる試合が非常に多い。2018年8月現在、片方のチームが10点以上とった試合に限っても、40試合以上発生している。

そのため、馬鹿試合(プロ野球)の記事において2018年の記述が異常な量となってしまい、とても読みづらい記事となってしまった。そこで、応急措置として、本記事にて2018年の記述を切り出して記載することとする。

なお、本記事では暫定として片方のチームが10点以上とった試合に限定して記載している。


4月

  • 4月25日 巨人×中日5回戦(前橋)
    • 巨人20-4中日

当時は下位球団での最下位争いを繰り広げる2球団。巨人の打線が爆発し、17安打20得点で圧勝。アレックス・ゲレーロの3打席連続タイムリーヒットに加え、5回・6回に続けて打者一巡の猛攻を仕掛け、この2回だけで15点を加える猛攻で圧勝した。中日は大野雄大、笠原祥太郎、三ツ間卓也の3人が打線を止められず、試合を壊してしまった。巨人が1試合で20点を獲得するのは63年ぶり。


  • 4月25日 DeNA×広島5回戦(横浜スタジアム)
    • DeNA 5-11広島

巨人が前橋で20点をとった同日、広島も打線が爆発した。松山竜平が3打席連続タイムリーヒットを打つ等、2回に4つの四球と4安打で6点を奪う。3回・4回には広島先発・岡田明丈が2安打を打つなどして打線が繋がり、DeNAを序盤から突き放した。DeNAは宮本秀明のプロ初本塁打を含む3本のホームランで応戦したが、序盤の失点が響き、追いつくことはできなかった。


  • 4月29日 西武×楽天5回戦(メットライフドーム)
    • 西武16-4楽天

西武は3-3の同点で迎えた5回裏、秋山翔吾のタイムリー・山川穂高の2ランで勝ち越しに成功すると、今年開幕から好調であった打線に火がつく。続く6回に打者一巡の猛攻により6点を加えた上に7回も追撃し、終わってみれば15安打で16得点。楽天はその間、西武先発の多和田真三郎を打ち崩すことができなかった。


  • 4月29日 巨人×ヤクルト5回戦(東京ドーム)
    • 巨人11-8ヤクルト

上記の試合と同日、東京ドームでも乱打戦が発生した。1回表、ヤクルトはウラディミール・バレンティンの先制3ランで先制するも、3回に巨人が坂本勇人のソロ、ケーシー・マギーと長野久義のタイムリーで振り出しに戻す。5回にヤクルトが山田哲人の3ランで再び突き放すも、その裏にアレックス・ゲレーロとマギーの2者連続ホームランで食らいつく。さらに、7回裏に代打・阿部慎之助と代打・亀井善行のタイムリーを含む5安打で6点を奪い、巨人が逆転に成功した。


5月

  • 5月5日 ヤクルト×広島8回戦(神宮球場)
    • ヤクルト1-10広島

広島は初回、鈴木誠也の適時打で幸先良く先制する。その後は2回表にブラット・エルドレッドのソロ、8回には菊池涼介の2ランが飛び出すなど、終わってみれば12安打で10得点を挙げた。


  • 5月11日 広島×阪神7回戦(マツダスタジアム)
    • 広島14-1阪神

1回裏、広島は菊池涼介とサビエル・バティスタの2者連続本塁打、石原慶幸の2ランと打線が初回から爆発し、打者一巡で一挙6点を挙げる。2回もバティスタと2018シーズン初1軍の新井貴浩がそれぞれタイムリーツーベースを放ち、2回終了時点で9-0となり、大勢は決した。7回にはまたも菊池・バティスタの2者連続本塁打で追撃し、終わってみれば14点という大量得点となった。阪神は2018年シーズンワーストの14失点。先発・能見篤史が4回9失点と試合を作れず、打線も6回に江越大賀が広島先発・クリス・ジョンソンからソロホームランを打つのがやっとだった。


この日はれい&ゆいの文化放送ホームランラジオ!の放送日(生放送)であり、OPで本日の試合の結果を発表する担当であった渡部優衣(阪神ファン)が落ち込んでしまった。


  • 5月11日 西武×ロッテ7回戦(メットライフドーム)
    • 西武3-12ロッテ

上記の試合と同日に、2桁得点のワンサイドゲームが発生した。2点を先制されたロッテは2回、DHマット・ドミンゲスの3ランを含む連打で西武先発・佐野泰雄を攻め、一挙8点を奪う猛攻を見せる。6回にも3点を加え、終わってみれば13安打12点と圧勝。西武は浅村栄斗に本塁打が2本飛び出すも、ロッテ先発・涌井秀章に抑えられてしまった。


  • 5月12日 西武×ロッテ8回戦(メットライフドーム)
    • 西武2-11ロッテ

翌日になってもロッテの打線は止まらず、ロッテが2日続けての2桁得点で大勝した。ロッテは2回表、4連打もあり一挙5点を先制。その後も攻撃の手を緩めず、終わってみれば16安打で11得点を挙げた。投げては、先発・マイク・ボルシンガーが6回1失点の好投を見せた。西武は打線がつながらず、内野ゴロの間に2点を返すのが精一杯であった。


  • 5月16日 ヤクルト×巨人8回戦(鹿児島)
    • ヤクルト4-12巨人

巨人は3回表、坂本勇人のソロで先制する。その後同点を許して迎えた4回には、亀井善行と長野久義の連続適時打などで7点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・吉川光夫が6回1失点の好投で2018年シーズン3勝目。敗れたヤクルトは、先発・原樹理が試合をつくれずに0勝5敗、打線も9回に西浦直亨の3ランを返すも手遅れであった。


  • 5月16日 楽天×ソフトバンク8回戦(楽天生命パーク)
    • 楽天4-12ソフトバンク

同日、まさかの上記試合と同スコアとなる乱打戦が発生した。ソフトバンクは5回に楽天先発・美馬学をノックアウト。その後も楽天投手陣を継続的に攻め、17安打12点と圧倒した。楽天は1回に連続タイムリー、3回にゼラス・ウィーラーのソロなどで追いかけるも、ソフトバンクの中継ぎから点を取ることができなかった。


  • 5月31日 広島×西武3回戦(マツダスタジアム)
    • 広島7-12西武

西武は2回表、久方ぶりの先発だった広島の薮田和樹を徹底的に攻め立て、打者一巡どころか(四球・エラーを挟むとはいえ)打者全員が1人もアウトにならずホームに生還するという猛攻で10得点を挙げ、山賊打線を見せつける。広島もその後ヒットを集中させ、最終的に7点をとったが、西武に追いつくことは叶わなかった。


6月

  • 6月12日 日本ハム×阪神1回戦(札幌ドーム)
    • 日本ハム5-10阪神

日本ハム先発・斎藤佑樹が不調だった。4回までに5四球を与えた上、4回表、2018シーズン不振にあえぐ高山俊に3ラン、加えて中谷将大に2ランを浴びて計7失点KO。8回表にもリリーフした西村天裕が3点を失い1-10となる。これで試合は終わったかと思いきや、8回裏、今度は阪神先発・ランディ・メッセンジャーが突如崩れて4連打を浴び、4点を失う。しかし緊急登板した尾仲祐哉が後続を打ち取り、試合はそのまま終了した。


  • 6月13日 オリックス×広島2回戦(京セラドーム大阪)
    • オリックス12-5広島

オリックスは4-5で迎えた5回裏、4者連続適時打で逆転に成功。6回に小田裕也にソロが飛び出すなど、終わってみれば12安打で12得点を挙げた。投げては、2番手・近藤大亮が今季2勝目。敗れた広島は、11安打を放つも5点しかとれず、また先発・岡田明丈が誤算だった。


  • 6月17日 ソフトバンク×広島3回戦(福岡ヤフオク!ドーム)
    • ソフトバンク4-13広島

広島は初回、松山竜平の適時打とサビエル・バティスタの3ランで4点を先制する。6回表には、野間峻祥の適時打や鈴木誠也の2ランなど、打者一巡の猛攻で8点を加えた。投げては、先発・九里亜蓮が4失点も完投勝利、今季2勝目を挙げた。敗れたソフトバンクは、先発・中田賢一、後を継いだ笠谷俊介が広島打線を抑えられなかった。


  • 6月17日 西武×中日3回戦(メットライフドーム)
    • 西武3-11中日

上記試合と同日。中日が西武先発・榎田大樹および南川忠亮を打ち崩した。3回までに5点を加えると、4回に四球からのダヤン・ビシエドによる3ランを含む5連打で4点を追加し、西武を突き放した。西武は10安打を挙げるも打線がつながらず、得点は森友哉の2ラン、浅村栄斗のソロの合わせて3点のみと寂しい結果となった。


  • 6月23日 阪神×広島10回戦(阪神甲子園球場)
    • 阪神3-11広島

雨のため1時間13分遅れて始まった試合で、広島が一発攻勢で連勝。広島は丸佳浩の2ラン・ソロの2本塁打に加え、西川龍馬の3ランと下水流昂の2ランで大量得点を重ねた。阪神は岩貞祐太ら投手陣が崩壊し、2018年シーズン甲子園ワーストとなる11失点で連敗。反撃は7回、陽川直将と原口文仁の適時打による3点のみだった。


  • 6月24日 阪神×広島11回戦(阪神甲子園球場)
    • 阪神6-11広島

翌日も広島の打線の勢いは止まらず。6回に3連続タイムリーと犠飛で5点を加え、6-1と突き放した。しかし阪神は四球を絡めたタイムリーで、6回裏に2点、7回裏に3点を返し、6-6と試合を振り出しに戻す。8回裏にも阪神は満塁のチャンスをつかむも無得点、そして9回表、阪神5番手のラファエル・ドリスが堂林翔太の犠打を1塁へ悪送球してしまい、勝ち越し点が入る。その後四球・敬遠で1アウト満塁になったところで、鈴木誠也のレフトポールを直撃する満塁ホームランによりゲームは決した。3連戦合わせて広島は27点を取った一方、同一カード3連敗の阪神は12点で、15点の差がついた。


  • 6月26日 広島×巨人8回戦(マツダスタジアム)
    • 広島14-5巨人

移動日を挟むも、広島打線は止まらない。広島先発・クリス・ジョンソン、巨人先発・鍬原拓也がともに乱調、1回の表裏、そろって4点を失い、早くも乱打戦の兆候を見せていく。3回表、岡本和真のソロで巨人が勝ち越すも、その裏、丸佳浩も同点ソロを放ち、後続にも打たれ鍬原はノックアウト。その後も広島打線は交代した森福允彦を攻め、3回だけで6得点、試合はこの回で決まってしまった。広島がその後も安打と得点を重ねる一方、巨人はわずか1安打に抑えられてしまった。


  • 6月27日 DeNA×阪神9回戦(横浜スタジアム)
    • DeNA 6-16 阪神

DeNA先発・飯塚悟史が初回から崩れ、1回から3点を失ってしまう。DeNAは不安定な投球を見せる阪神先発・藤浪晋太郎を攻め、3回に5点を逆転するものの、4回表、阪神・福留孝介に3ランを浴びて再逆転を許してしまう。8回裏3点差にも追いすがる粘りを見せたが、9回表に登板した平田真吾がめった打ちにあい、7点を失う悲惨なゲームとなってしまった。阪神の16得点は、2018シーズン2番目の多さである。


  • 6月28日 西武×オリックス11回戦(メットライフドーム)
    • 西武14-11オリックス

両チームの先発が崩れ、3回終了時点で西武8-4オリックスと早くも乱打戦の様相を見せる。6回裏に西武が4連打で一挙5点を挙げ、試合は決まったかに見えた。だが、9回に西武・ニール・ワグナーが崩れ、4安打に加えてT-岡田に満塁弾を浴びて6点を献上する。しかし後続が平井克典に打ち取られ、オリックスの反撃もここまで。


  • 6月29日 西武×楽天10回戦(メットライフドーム)
    • 西武1-15楽天

西武先発・菊池雄星が4回に田中和基の2ランを含む5連打を浴びて5点を失ってしまい、5回6失点でノックアウト。後続の投手陣も振るわず、8回には南川忠亮がさらに5点、9回には松本直晃が3点を失い、大敗を喫した。一方、楽天投手陣は、7回に先発・塩見貴洋が外崎修太にソロを打たれるも、強力な西武打線をわずか3安打に抑える好投を見せた。


  • 6月29日 ヤクルト×阪神7回戦(神宮球場)
    • ヤクルト10-9阪神

試合前はヤクルト4連勝、阪神3連勝。2チームが2018シーズン初めて神宮球場で対戦し、逆転に次ぐ逆転の馬鹿試合となった。

1回裏にヤクルトがウラディミール・バレンティンのタイムリーで1点先制(1-0)。しかし阪神はすぐさま俊介の2ランで逆転、3回表にも陽川直将の3ランで突き放す(1-5)。その後、3-6となった5回裏、3点を追うヤクルトが青木宣親から川端慎吾までの6連打で4点を返し、逆転する(7-6)。しかし直後の6回表に阪神も伊藤隼太の2ランで逆転(7-8)、その裏にヤクルトが雄平のタイムリーで1点を追加し、6回裏終了時に8-8の同点となった。

7回裏、荒木貴裕のゴロを処理した阪神サード・北條史也が2塁走者の藤井亮太に対しタッチアウトを試みるも、セーフ判定となる。阪神から「スリーフィートラインのオーバーでアウトではないか」と抗議が出るも、判定は覆らず(記録は三野選)。直後にヤクルト・西浦直亨が2点タイムリーを放ち、10-8に。阪神は9回表にエフレン・ナバーロのタイムリーで1点を返すも、後1本が出ず4連勝を逃した。

なお、7回の判定については、阪神から6月30日に意見書がNPBに提出された。NPBは7月4日、「走路アウトが適切な判定であった」「その場で4審判により協議すべき事案であった」と誤審を認めた。


  • 6月30日 ヤクルト×阪神8回戦(神宮球場)
    • ヤクルト7-15阪神

ヤクルト先発のデーブ・ハフが初回から崩れ、阪神がいきなり打者一巡の猛攻で6点を先取、2回にも3点を取る猛攻を見せる。一方、阪神先発・岩貞祐太が初回、2人目の打者である青木宣親に頭部死球を与え危険球退場となる。神宮球場に不穏な空気が流れるが、急遽マウンドに立った才木浩人が好投、試合は落ち着いたかに思えた。しかし、5回にリリーフしたヤクルト・山中浩史が4点、8回から登板した風張漣も9回に2点を失う一方、阪神も7回裏にマルコス・マテオが山田哲人に2点本塁打、9回裏に伊藤和雄が畠山和洋に満塁本塁打を浴び計6点を失う、両チームにとって落ち着きのない大味な試合になってしまった。


7月

  • 7月1日 DeNA×広島10回戦(横浜スタジアム)
    • DeNA 1-15広島

1対1で迎えた3回、DeNA先発の濱口遥大が先頭の田中広輔への死球をきっかけに崩れた。濱口は1アウト2、3塁から鈴木誠也の2塁打で勝ち越され、さらに4連続押し出し四球で、この回5点を失い途中降板した。7回も4番手の加賀繁が丸佳浩の3ランなど広島打線の餌食となり6失点。DeNAは2018シーズンワースト2の15失点で敗れた。広島が記録した19安打と15得点はいずれも2018シーズンチーム最多。


  • 7月3日 阪神×中日12回戦(阪神甲子園球場)
    • 阪神5-10中日

2018シーズン10勝目をかけて先発登板した阪神のランディ・メッセンジャーが初回に4点を失った。阪神打線はその裏1点、4回にも1点を取り2点差とした。しかしメッセンジャーは5回に味方のエラーを機に1失点、6回にも3点を失ったところで降板。後を継いだマルコス・マテオもダヤン・ビシエドにタイムリーを許し、メッセンジャーは10失点で敗戦、阪神は甲子園6連敗を喫した。


  • 7月9日 西武×千葉ロッテ13回戦 (メットライフドーム)
    • 西武11-5千葉ロッテ

西武期待の若手・今井達也が立ち上がりから失敗し、1回に3点、2回に2点を失い2回途中5失点KO、しかし、プロ入り初勝利を目指した千葉ロッテ先発・渡邊啓太も3回に西武打線につかまり5点を失ってしまう。試合は両チームの中継ぎ投手が踏ん張り膠着するが、5回からマウンドに上がった千葉ロッテ・南昌輝が6回裏につかまり4失点、7回裏にリリーフしたベテラン・大谷智久も火に油を注ぐ形となり2失点、試合を壊してしまうこととなった。


  • 7月10日 ソフトバンク×日本ハム13回戦 (東京ドーム)
    • ソフトバンク0-12日本ハム

ソフトバンクの恒例イベント「鷹の祭典」第2戦。ソフトバンク先発は速球派の武田翔太、日本ハム先発は軟投派の上沢直之、当初は異なった特徴の好投手による投げ合いが期待されたが、毎回ランナーを出しつつも無得点に抑えていたソフトバンク・武田が5回に1点を失うと、6回から投手陣が崩れてサンドバッグ状態となり6回2点、7回3点、8回4点、9回2点と点を失う一方、打線は手も足も出ずに上沢に抑えられ、一方的な大敗を喫することとなった。


  • 7月10日 DeNA×中日13回戦 (横浜スタジアム)
    • DeNA8-13中日

DeNA・ジョー・ウィーランド、中日・山井大介の先発で始まった試合は初回のダヤン・ビシエドの2点本塁打を皮切りに打撃戦となる。1-4とリードされたDeNAは、4回裏、打者・ウィーランド、1番・桑原将志の本塁打で同点に追いつくが、投手・ウィーランドの乱調は収まらず、5回表、2点を勝ち越され6回途中まで投げ7失点KO、代わった国吉祐樹もピンチを広げてビシエドに満塁本塁打を浴び、この回計5点、7回にも代わった須田孝太が2点を失う惨状となった。一方、中日も期待の若手・藤嶋健人が6回に4点を失う乱れた試合となってしまった。


  • 7月16日 ソフトバンク×西武10回戦 (福岡ヤフオク!ドーム)
    • ソフトバンク16-4西武

後半戦の最初の試合に、ソフトバンクは千賀滉大、西武は多和田真三郎とリーグを代表する速球派右腕が先発したが、西武・山川穂高の先制2点本塁打を皮切りに本塁打が乱れ飛ぶ試合になってしまった。1回裏、2点を先取されたソフトバンクは上林誠知の先頭打者本塁打で反撃の烽火を上げると、同点に追いついた直後に松田宣浩の逆転2点本塁打と甲斐拓也の本塁打が続き計6点、2回裏にも中村晃のホームランなどで2点をあげ、3回で西武・多和田をマウンドから引きずり下ろした。対する西武も4回表に中村剛也がソロ本塁打を放つものの、投手陣が柳田悠岐に2本、内川聖一、牧原大成にそれぞれ1本の本塁打を配給、計8本塁打を喫する赤っ恥の試合になってしまった。


  • 7月18日 ソフトバンク×西武12回戦 (北九州市民球場)
    • ソフトバンク5-12西武

ソフトバンク先発・武田翔太が、初回からランナーをためては打たれる最悪のパターンをくりかえし1回3点、2回4点の計7失点KO。試合はソフトバンク投手陣が6回に1点を失い、打線も2,5回に1点ずつ取り返す落ち着いた動きを見せていたが、8回表に登板した五十嵐亮太が、浅村栄斗に3点本塁打を浴びると両チームとも失点をくりかえす大味な試合になってしまった。なお、2日前にヤフオク!ドームで行われた10回戦ほどではないが、この試合でも西武の秋山翔吾、浅村栄斗、中村剛也、ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ、福田秀平、内川聖一、松田宣浩の計7人、計7本の本塁打が飛び出している。


  • 7月20日 DeNA×阪神12回戦(横浜スタジアム)
    • DeNA10-3阪神

DeNA先発の東克樹が5回と1/3を投げ、初回の北條史也のソロによる1点に抑え2018シーズン7勝目を挙げる一方、阪神先発の秋山拓己がDeNA打線に襲われた。立ち上がりで桑原将志のソロで同点とされ、2回には柴田竜拓と桑原の連打で2点、さらに宮崎敏郎と筒香嘉智の連打で2点、4回にもネフタリ・ソトの犠飛でさらに1点を失い、5回に代打・大山悠輔を送られた。望月惇志も6回に味方のまずい守備で2点を失い、7回に岩崎優も伊藤光に2ランを浴びた。阪神は8回にDeNA4番手の中後悠平からウィリン・ロサリオと代打・原口文仁の連打で2点を取るも、後続が続かずそのまま敗れた。


  • 7月20日 広島×巨人14回戦 (マツダスタジアム)
    • 広島10x-9巨人

巨人先発・山口俊が初回から崩れる。1回裏、ランナーを出し2点先取された直後に安部友裕に2点本塁打を浴びいきなり4失点、2回裏も同じパターンで3点を失う最悪のパターン、山口はこの回でマウンドから降ろされた。一方の広島先発・野村祐輔も4回に陽岱鋼、5回にはケーシー・マギーにそれぞれ3点本塁打を浴びたちまち1点差にされてしまう。その後も点を取りあう両チーム、8-8で迎えた10回表、巨人は岡本和真のソロ本塁打で勝ち越すが、クローザーのスコット・マシソンが大乱調、広島の下水流昂に逆転サヨナラ2点本塁打を浴びる痛恨の1敗を喫してしまった。


  • 7月22日 DeNA×阪神14回戦 (横浜スタジアム)
    • DeNA7-11阪神

1対1の同点で迎えた2回表、DeNA先発・今永昇太が、2点を勝ち越され、3回にも2点を失い力尽きた。阪神先発・ランディ・メッセンジャーの好投に応えるように勢いづく阪神打線の前に、後を継いだDeNA投手陣が総崩れした。阪神リリーフ陣も8回に登板した高橋聡文が梶谷隆幸の本塁打で1点、9回に登板した谷川昌希がネフタリ・ソトへの四球を機に4点を失ったものの逃げ切った。メッセンジャーは2018シーズン10勝目。


  • 7月24日 中日×DeNA15回戦 (浜松球場)
    • 中日11-4DeNA

3-1でリードする3回裏、DeNAはショート・倉本寿彦のエラーをきっかけに先発・井納翔一が崩れる。死球と不運なあたりが内野安打となって一死満塁のピンチを招くと藤井淳志にヒットを打たれ1点差、福田永将のヒットをセンター・桑原将志がファンブルし逆転、松井雅人にも打たれて2点を追加されこの回5失点、4回にも2点を失い、この回でマウンドを降りることになった。DeNAは6回にも須田幸太が3点を失い計11失点となる一方、打線は2回の梶谷隆幸の3点本塁打と8回の筒香嘉智のソロ本塁打の4得点に終わる攻守とも精彩を欠く淡白な試合になってしまった。


  • 7月24日 楽天×日本ハム12回戦 (楽天生命パーク宮城)
    • 楽天10×―8日本ハム

楽天先発は右肘故障に苦しむ則本昂大、日本ハム先発はシーズン初めから不振にあえぐ有原航平、本来ならエースであるべき両投手が早くもつかまり、則本は6回6点、有原は6回途中5点を失い、マウンドから引きずり降ろされる。両チーム投手陣はその後も失点を重ね、7-7で迎えた10回表、楽天・青山浩二が1点を勝ち越されると、その裏、登板した日本ハム・玉井大翔も同点に追いつかれてしまう。延長戦はその後も続き、11回、楽天・山下斐紹が玉井からサヨナラ2点本塁打を放ち終わりを告げた。


  • 7月24日 ソフトバンク×ロッテ11回戦 (京セラドーム大阪)
    • ソフトバンク10-10ロッテ

1-2とリードされたロッテ先発・石川歩が右肩の不調により2回で緊急降板、西野勇士がリリーフするも3回2点、4回1点と点を失ってしまう。一方のソフトバンク先発・千賀滉大もピリッとしない。4回に2点を失うと5回まで投げ、勝利投手の権利をもったまま降板。6回にリリーフしたリバン・モイネロ、二保旭がロッテに4点を献上すると、7回裏には牧原大成の2点本塁打で同点に追いつき、延長戦に突入。11回に2点ずつ、12回に1点ずつ取りあう痛み分けの試合になった。


  • 7月27日 日本ハム×オリックス15回戦 (札幌ドーム)
    • 日本ハム13-2オリックス

オリックス先発・西勇輝が崩れる。0-2で迎えた4回裏、打者一巡の猛攻を受け5点、5回裏も1点を失うなど計8失点、代わったK-鈴木も捕手・伏見寅威の拙守が重なり5点を失う一方、打線は日本ハム先発・上沢直之の粘りの投球を崩せずに7,8回に1点ずつを取り返すのみに終わった。8回を投げた日本ハム・上沢はプロ入り初の2桁勝利を達成し、負けたオリックスは7連敗を喫し最下位・楽天とはゲーム差が4.5に縮まった。


  • 7月27日 広島×DeNA11回戦 (マツダスタジアム)
    • 広島10-1DeNA

背信投球が続くDeNA先発ジョー・ウィーランドは今回も試合を作れなかった。0-1で迎えた3回裏、リードする広島はウィーランドを攻め一死満塁からサビエル・バティスタが本塁打を放ちまず4点、7回裏にも武藤祐太が投手のへロニモ・フランスアに押し出し四球を与えたのち田中広輔に満塁本塁打を浴び計5失点、DeNAは2本の満塁本塁打を含めて10点を失った投手陣とともに打線も広島投手陣を攻めきれず7回の1点のみに終わり、なすすべなく首位・広島に敗れた。


  • 7月29日 ヤクルト×阪神11回戦 (神宮球場)
    • ヤクルト4-10阪神

4-4で迎えた8回表、阪神は風張蓮を攻め1点を勝ち越す。ゲームが動いたのは9回表、ヤクルト・ジェイソン・ウルキデスの乱調につけこみ、5点を追加、好調ヤクルトを振り切った。


  • 7月31日 日本ハム×ロッテ16回戦 (釧路市民球場)
    • 日本ハム14-1ロッテ

日本ハムが2017年完封負けを喫した釧路で初回からとんでもない記録を打ち立てた。ロッテ先発・石川歩が不調、1回裏1死1,2塁、日本ハム4番・中田翔のタイムリーから1巡し10点を献上、この間アウトは近藤健介の第1打席のみであり、2つ目は5番・ブランドン・レアードの第2打席であった。結果、石川がこの日とったアウトはこの2つのみであり、この後すぐに西野勇士に代わった。その西野も3回に3点取られ、8回には大谷智久がレアードにとどめの一発を食らった。この惨状にロッテはなすすべがなく9回の1点のみに終わり、石川は右肩の不調により二軍降格が決まった。日本ハムの14得点は2018年シーズン1試合最多得点である。


8月

  • 8月1日 西武×ソフトバンク14回戦 (メットライフドーム)
    • 西武6-14ソフトバンク

試合は西武・山川穂高、ソフトバンク・長谷川勇也の2点本塁打で動き出す。4回表、ソフトバンクは西武先発・高木勇人をとらえ6点を追加、本田圭佑に代わった5回にはアルフレド・デスパイネのソロ本塁打を口火に3点、6回には長谷川が再び本塁打を放ち3点を追加、試合を決定的なものとし、8回2失点に抑えた育成ドラフト4位新人・大竹耕太郎が初登板・初勝利を飾るも、2番手・二保旭が9回に5点を失い、画竜点睛を欠く結果となった。


  • 8月1日 ヤクルト×広島16回戦 (神宮球場)
    • ヤクルト7-13広島

デビッド・ブキャナンをはじめとするヤクルト投手陣が広島の一発攻勢に沈んだ。1回表、鈴木誠也の3点本塁打に始まり、2回の丸佳浩のソロ本塁打が加わりこの回3点、3回表は2番手・星知弥が田中広輔と菊池涼介に本塁打を浴びさらに2点、その後も6回にサビエル・バティスタのソロ本塁打、7回に再び鈴木誠也の2点本塁打が飛び出し、1-13で広島が大量にリードをした。しかし、それまで好投していた広島先発・九里亜蓮が突如崩れこの回5失点、8回にはリリーフしたアドゥワ誠も1点を失い、広島は冷や汗の勝利を手にすることとなった。


  • 8月4日 阪神×ヤクルト12回戦 (京セラドーム大阪)
    • 阪神10x-9ヤクルト

1回に阪神が福留孝介の2ランで先制、4回にヤクルトが山田哲人のソロなどで6点を奪い逆転に成功し、5回にも雄平のソロで1点を追加した。阪神はその裏2点、6回には3点を取り7-7の同点に。7回に1点を勝ち越されたヤクルトは、9回にウラディミール・バレンティンのレフト前タイムリーで8-8の同点とした。延長11回、ヤクルトは畠山和洋の2塁打から坂口智隆の送りバント、上田剛史のタイムリーで勝ち越し。阪神はその裏、1アウトから糸原健斗の3塁打で9-9の同点とすると、北條史也のサヨナラ犠牲フライで10-9、5時間11分の接戦を制した。


  • 8月9日ヤクルト×DeNA18回戦 (神宮球場)
    • ヤクルト11-3DeNA

0-2、DeNAリードで迎えた3回裏、ヤクルトは山田哲人の3点本塁打と雄平の2点本塁打により一瞬で逆転、5回裏にも西浦直亨のタイムリーとウラディミール・バレンティンの2点本塁打で3点を加え勝負を決める。DeNAは投手陣が崩壊し失点を重ね、5回途中で7点を失い8敗目を喫したジョー・ウィーランドは2軍落ちが決まった。


  • 8月11日 楽天×西武19回戦 (楽天生命パーク宮城)
    • 楽天0-10西武

浅村栄斗に3点本塁打を浴びた楽天先発・岸孝之が1回で降板、2回からは新人・近藤弘樹が登板したが2,5回に3点ずつを失い試合が決まってしまう。6回にも1点を失った楽天はブライアン・ウルフ、相内誠の投手リレーになすすべなく完封負けを喫した。


  • 8月12日 ソフトバンク×日本ハム19回戦 (福岡ヤフオク!ドーム)
    • ソフトバンク11-5日本ハム

日本ハム先発・高梨裕稔が1点の援護をもらった直後、ソフトバンク3番の柳田悠岐に逆転2ランを浴びると、3回には上林誠知のソロと中村晃の3ランで合わせて4点を失った。高梨は2018年のシーズン被本塁打数が21に達し、7敗目を喫した。代わった加藤貴之も3本塁打を浴び5点を失い、日本ハムは11失点で敗れた。


  • 8月12日 DeNA×阪神17回戦 (横浜スタジアム)
    • DeNA12-5阪神

初回に2点の援護をもらった阪神のルーキー・馬場皐輔が2回途中から制球を乱し、3回途中で降板、代わった岡本洋介が適時打を許したため、馬場は4失点となった。岡本が5回に2点を失うと、岩崎優もランナーをためては本塁打を打たれる最悪のパターンをくりかえし、4点を失った。8回途中までDeNA先発・今永昇太を打ち崩し、5点を取った阪神は、8回裏にも望月惇志が2点を失い、2018年シーズンワースト2の12失点で敗れた。


  • 8月16日 中日×DeNA20回戦 (ナゴヤドーム)
    • 中日11-5DeNA

京山将弥をはじめとするDeNA投手陣が総崩れ。中日1番・平田良介に先頭打者ソロを含む5安打3打点を許し、4回にはエドウィン・エスコバーが中日打線の猛攻を受け4点を失うなど、DeNAはこの試合11失点で連敗を喫した。


  • 8月18日 巨人×中日19回戦 (東京ドーム)
    • 巨人10-0中日

巨人は3回裏にケーシー・マギー、阿部慎之助、長野久義がホームランを放ち、更にこの回2打席目となるがタイムリー2塁打を打って一挙6点を奪うと、その後も6回裏には岡本和真、8回裏には陽岱鋼がホームランを放ち、終わってみれば先発全員安打の15安打10得点を挙げる快勝となった。一方の中日は菅野智之の前に2安打無得点の完投勝利を与える事となり、2018年の馬鹿試合には珍しい完封試合となった。


  • 8月26日 ソフトバンク×西武18回戦 (福岡ヤフオク!ドーム)
    • ソフトバンク12x-8西武

1回にソフトバンクが西武先発・郭俊麟を攻め、柳田悠岐の2ランで先制、2回も今宮健太の満塁弾で6対0と突き放した。西武は4回に源田壮亮のライトへのソロ、6回2アウト3塁から浅村栄人のタイムリー2塁打で1点ずつ、7回にはタイムリーと押し出しで4点を取り、6対6の同点に。西武は8回にも2点を追加するが、その裏ソフトバンクは柳田の2ランで追いつき、延長戦にもつれ込んだ。12回裏、ソフトバンクは1アウトから連打と四球で満塁とし、ジュリスベル・グラシアルがサヨナラ満塁ホームランで試合にピリオドを打った。


9月

  • 9月4日 ヤクルト×中日20回戦 (神宮球場)
    • ヤクルト12x-9中日

中日が1回から攻め続け、7回終了時には9対3の大量リードを奪ったが、9回裏にリリーフ陣がヤクルト打線につかまった。まず田島慎二が先頭の西浦直亨に四球を与えると、代打・武内晋一に2ランを浴び、1アウト後に連打を浴びたところで祖父江大輔に交代。祖父江も山田哲人に2塁打、岩瀬仁紀も2アウト後雄平にタイムリー、福谷浩司も大引啓次に同点タイムリー2塁打を許した。11回裏に登板した又吉克樹も2アウト1・2塁から上田剛史に3ランを許し、中日はサヨナラ負けを喫した。


  • 9月5日 広島×阪神19回戦 (マツダスタジアム)
    • 広島3-11阪神

阪神が1回に大山悠輔の3ランなどで4点を先制、広島もその裏、鈴木誠也の2ランで2点差に追いついた。5-3で迎えた8回表、糸原健斗の適時打で2点を取り、9回表にも1アウト満塁から梅野隆太郎、植田海、エフレン・ナバーロの連打で4点を取り勝利をおさめた。


  • 9月6日 広島×阪神20回戦 (マツダスタジアム)
    • 広島3-13阪神

広島先発の岡田明丈が5回を投げて6点を失った。阪神は1点リードの5回表、福留孝介から始まる5連打で5点を追加した。6回に阪神は福留の2ランと陽川尚将のソロで計3点を追加し9-0、大勢が決まった。その裏広島は丸佳浩のソロでようやく1点を取った。阪神は7回に1点、8回に3点を追加し、20安打13得点、2日連続で広島を振り切った。


  • 9月8日 西武×ロッテ21回戦 (メットライフドーム)
    • 西武9-13ロッテ

初回からロッテが打者一巡の猛攻で5点を先制、2回も井上晴哉が3ランを放ち、ここまで8得点。西武も四死球を絡んだ適時打で打者一巡、山川穂高の満塁ホームランで同点とした。1点を勝ち越されたロッテは5回、6回に1点ずつを追加し逆転、8回にはノーアウトから鈴木大地のタイムリー2塁打などで3点を追加し勝利をおさめた。


  • 9月15日 西武×ソフトバンク19回戦 (メットライフドーム)
    • 西武11-5ソフトバンク

9月14日時点でパ・リーグ首位の西武と2位ソフトバンクがメットライフドームで直接対決。ソフトバンク先発の千賀滉大が2つの暴投で先制点を許し、栗山巧にタイムリー2塁打を許した。ソフトバンクはその直後、ジュリスベル・グラシアルのソロ、5回には今宮健太のタイムリーで1点ずつ取る。その裏西武は1アウトから浅村栄斗と山川穂高の連続ホームランで4点をもぎ取り、千賀を引きずり下ろした。追い上げ及ばず敗れたソフトバンクは西武に4.5ゲーム差をつけられた。


  • 9月16日 DeNA×阪神20回戦 (横浜スタジアム)
    • DeNA4-20阪神

横浜スタジアムで巨人に連勝したDeNAは今永昇太、甲子園球場で3連敗を喫し最下位に転落した阪神は藤浪晋太郎が先発。2対2の同点で迎えた3回、阪神は1アウトから大山悠輔のソロで勝ち越した。その後連打を浴び、四球で満塁とされたところで今永は降板、代わった田中健二朗も2者連続で押し出した。阪神9番・藤浪がレフトスタンドへ2018シーズン初安打となる満塁ホームランを放つと、さらに大山の2ランで、阪神はこの回一挙9点を取り、8回にも連続タイムリーと大山の3ランで一挙9点を取った。20点は2018年シーズンにおける阪神の1試合最多得点、そしてDeNAの1試合最多失点となった。さらに大山は、この日だけで6打数6安打3本塁打7打点と大爆発。


  • 9月16日 巨人×中日20回戦 (東京ドーム)
    • 巨人11-3中日

阪神の20得点勝利と同じ日に行われた。巨人が3-2でリードの7回、中日は1アウトになったところでジョエリー・ロドリゲスを降板させ継投策を選んだが、それが裏目に出た。福谷浩司が2アウトから連打と2連続四球で1点を失い、岩瀬仁紀に代わった。巨人5番・阿部慎之助がライトスタンド上段へ満塁ホームランを放ち8-2とした。8回にも浅尾拓也から3点を取り、巨人は連敗を4で止めた。


  • 9月23日 広島×ヤクルト23回戦 (マツダスタジアム)
    • 広島10-0ヤクルト

初回、広島が四球と送りバントをはさむ5連打と犠牲フライで5点を先制。4回にヤクルトは2連打と四球で満塁とするも、後続が倒れ得点ならず。広島は5回にも野間峻祥のタイムリー3塁打で1点、6回に松山竜平のタイムリー2塁打などで2点、7回にも1アウト3塁から田中広輔、菊池涼介、丸佳浩の連打で2点を追加し、セ・リーグ3連覇を達成した。


10月以降

  • 10月1日 阪神×DeNA 23回戦 (阪神甲子園球場)
    • 阪神0-10DeNA

DeNAに0-1とリードされた阪神は4回2アウト、DeNA先発の濱口遥大から糸原健斗がこの試合チーム初安打を放つも、後続が続かず無得点。そして5回、阪神先発の岩貞祐太が突然崩れた。DeNAは1アウト2塁から伊藤光が右中間へタイムリー2塁打を放つと、2アウト後にネフタリ・ソトとホセ・ロペスのホームランでこの回合わせて4点を追加した。阪神は5回裏以降1安打も出ず、8回に5点を失い完封負け、2018年シーズンの甲子園での負け越しが17(19勝36敗2分け)に増えてしまった。


※元記事である馬鹿試合(プロ野球)のコメント欄において、2018年の記載量・記載方法について議論されています。編集者の方は編集前に一読願います。

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