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馬鹿試合(プロ野球)

ばかじあいぷろやきゅう

本記事では、日本プロ野球における馬鹿試合について述べる。
目次[非表示]
  • 1 1952年(昭和27年)
  • 1.1 7月26日 巨人×松竹(大阪球場)
  • 2 1990年(平成2年)
  • 2.1 4月21日 ダイエー×オリックス4回戦 (平和台球場)
  • 3 1993年(平成5年)
  • 3.1 5月19日 ヤクルト×広島6回戦
  • 4 1998年(平成10年)
  • 4.1 7月15日 横浜×巨人16回戦 (横浜スタジアム)
  • 5 2003年(平成15年)
  • 5.1 7月27日 ダイエー×オリックス 「7月27日 17回戦」 
  • 5.2 8月1日 オリックス×ダイエー 「8月1日 18回戦」
  • 6 2004年(平成16年)
  • 6.1 9月20日 日本ハム×ダイエー25回戦(札幌ドーム)
  • 6.2 9月23日 横浜×巨人 「9月23日 27回戦」
  • 7 2005年(平成17年)
  • 7.1 3月27日 ロッテ×楽天2回戦(千葉マリンスタジアム)
  • 8 2006年(平成18年)
  • 8.1 6月8日 中日×ロッテ6回戦(ナゴヤドーム)
  • 9 2007年(平成19年)
  • 9.1 7月11日 ヤクルト×広島10回戦(神宮球場)
  • 10 2008年(平成20年)
  • 10.1 4月6日 広島×横浜3回戦(マツダスタジアム)
  • 10.2 5月17日 中日×横浜7回戦(ナゴヤドーム)
  • 11 2009年(平成21年)
  • 11.1 6月11日 ロッテ×広島4回戦(千葉マリンスタジアム)
  • 12 2010年(平成22年)
  • 12.1 4月3日 ヤクルト×横浜2回戦(神宮球場)
  • 13 2011年(平成23年)
  • 13.1 8月18日 ヤクルト×横浜13回戦(神宮球場)
  • 14 2012年(平成24年)
  • 14.1 7月26日 ヤクルト×広島12回戦(神宮球場)
  • 15 2013年(平成25年)
  • 15.1 5月10日 DeNA×巨人6回戦(横浜スタジアム)
  • 16 2014年(平成26年)
  • 16.1 9月13日 阪神×広島21回戦(阪神甲子園球場)
  • 17 2015年(平成27年)
  • 17.1 5月28日 広島×ロッテ3回戦(マツダスタジアム)
  • 17.2 7月22日 日本ハム×楽天18回戦(札幌ドーム)
  • 17.3 8月13日 西武×日本ハム19回戦(西武プリンスドーム)
  • 17.4 8月19日 巨人×阪神19回戦(東京ドーム)
  • 18 2016年(平成28年)
  • 18.1 6月5日 ヤクルト×オリックス3回戦(神宮球場)
  • 19 2017年 (平成29年)
  • 19.1 5月6日 阪神×広島8回戦(阪神甲子園球場)
  • 19.2 10月15日 クライマックスシリーズ第1ステージ 阪神×DeNA第2戦(阪神甲子園球場)
  • 20 2018年(平成30年)
  • 馬鹿試合とは、両チームとも大量得点を挙げる乱打戦、または片方のチームが大量得点を挙げて一方的に勝つワンサイドゲームのこと。
    残念ながらプロ野球の試合ですら、たまに起こってしまう。
    投手陣に比べて打線が強力なチーム同士の試合で発生しやすい。

    なんJなどでの元々の大まかな定義は、両チーム5点以上を獲得した試合とされていた。
    しかし近年では、ワンサイドゲーム(公開処刑)も含める場合もあるなど、馬鹿試合という言葉の意味合いが多少変化してきている。
    いわゆる馬鹿試合と呼ばれる試合を全て記載すると非常に冗長な記述になってしまうため、この記事では、代表的な馬鹿試合とされる試合に絞って記載する。

    なお、2018年度は例年に比べ、馬鹿試合が非常に多く発生している。ほぼ全チームで投手陣が軒並み不調であることが原因であると思われる(2018年8月時点でチーム防御率が3点台後半~4点台であり、例年に比べて1点近く高い)。
    記述が膨大になってしまっているため、応急措置として2018年のプロ野球の馬鹿試合に分割されている。2018年の内容はそちらを参照のこと。

    1952年(昭和27年)

    7月26日 巨人×松竹(大阪球場)

    • 巨人17-0松竹

    巨人の先発・大友工がノーヒットノーランを達成。ちなみに、この試合で巨人が挙げた17得点は、ノーヒットノーランを達成した試合としては最多得点であり、未だに破られていない(ただし、日本の野球全体としては46年後に夏の全国高校野球選手権の青森県大会にて東奥義塾が深浦に対して記録した122得点が最多)。

    1990年(平成2年)

    4月21日 ダイエー×オリックス4回戦 (平和台球場)

    本気記事での伝説の始まりである第一弾。ダイエー(現在の福岡ソフトバンクホークス)がまださほど強くなかった頃の時代のこと。当時のオリックスは昨年のペナントで近鉄・西武との三つ巴の死闘を演じてきた。ゲーム差0、2位と僅かに優勝を逃してしまった。特に門田博光、ブーマー・ウェルズ、藤井康雄を中心とし、これに松永浩美と石嶺和彦らが加わったブルーサンダー打線の爆発力は他のチームを恐れさせた。

    .....................

    • ダイエー8-15オリックス

    この日のオリックスの先発は星野伸之であり、7回までダイエー打線を沈黙させる好投を見せた。一方オリックス打線は1回にブーマーのタイムリー、2回には藤井、石嶺のタイムリーで3点をリードした。5回には松永のヒットから始まり、1死の後にブーマーがヒットを放ちダイエー先発・藤本修二は門田に右中間に4号3ランを取られてしまい、更に2点を奪われてしまう。その後もオリックス打線は追加点をあげていった。

    尚、藤本修二はこの年は1勝しかできず、このオフに5対4の大トレードで阪神に放出された。

    さて、試合に戻るが、完封を狙う星野であったが、8回裏に四球、安打、四球で1死満塁になると、小川達明にボテボテの内野安打を打たれて点を取られてしまう。尚、小川はこのシーズンの打点はこの試合のみとなっており、シーズン限りで引退している。

    これで星野は何かがキレてしまったのか、次の藤本博史にレフトへの2号満塁ホームランを打たれてしまう。更に続いて森脇浩司には右中間にソロアーチを浴び6点目の失点。この後も有田修三、湯上谷宏らにヒットを打たれ続けてしまった。

    結局22安打15得点と勝てたのだが、13-0の一方的な試合からあらよあらよと15-8の馬鹿試合へと変えてしまった。

    この試合は別名「アクションベースボール」と呼ばれている。

    13年後にまさかオリックスがダイエーにお返し以上のものを食らうとは両チームともこの時は思っていなかっただろう…いいのかそれで?

    1993年(平成5年)

    5月19日 ヤクルト×広島6回戦

    • ヤクルト17x-16広島 (延長14回)


    広島24安打15残塁、ヤクルト18安打13残塁の典型的なgdgd試合。試合時間5時間46分。このときの出場選手は、2013年、広島・前田智徳,ヤクルト・石井一久(西武)を最後に全て引退した。

    ちなみに3回裏に池山隆寛が出した1イニング7打点は個人最高記録、1試合両軍合計33得点は2リーグ制以降の最高記録である。

    1998年(平成10年)

    7月15日 横浜×巨人16回戦 (横浜スタジアム)

    • 横浜13x-12巨人


    巨人、横浜共に20安打、合わせて40安打、猛打賞8人と猛打賞を量産した。
    この試合を境に横浜は調子を上げ、38年ぶりに日本一になった。一方の巨人は3位を確保するのがやっとで、オフには長嶋茂雄監督(当時)の進退問題にまで発展し違った意味合いで馬鹿試合となりまさに茶番劇となったが、この試合最大のハイライトは8回の表裏の攻防であろう。表の攻撃で髙橋由伸の3ランHRで突き放したかと思えば、その裏に佐伯貴弘の一旦はライトフライと判定されたのがピッチャー槙原がボークを宣告されてしまい打ち直しに、更に打ち直しがそのまま同点2ランとお返しの一発となり、最後は波留のサヨナラヒットで幕が降りたというものであった。

    2003年(平成15年)

    7月27日 ダイエー×オリックス 「7月27日 17回戦」 

    • ダイエー26-7オリックス


    まさに平成の世にのこる馬鹿試合と個人・チーム・両軍合計の記録が合わせて13個も塗り替えられた試合となり今も伝説として語り継がれている試合ダイエーの1試合32安打、チーム打率.582、両軍合計45安打、城島健司の個人1試合6安打(タイ)、パリーグ記録:ダイエー1回裏の10打数連続安打、1試合26得点(当時)、両軍合計33得点、城島と柴原洋の個人1試合7打数(タイ)で、ダイエーやりたい放題もう止まらない!!

    8月1日 オリックス×ダイエー 「8月1日 18回戦」

    • オリックス1-29ダイエー


    初回7点、2回8点、3回8点と入れていき、終わってみればかなり一方的な馬鹿試合に。

    1試合29得点は、5日前に同チームが記録した26をあっさり更新した形になったのは言うまでもない

    2004年(平成16年)

    9月20日 日本ハム×ダイエー25回戦(札幌ドーム)

    • 日本ハム13x-12ダイエー


    球界再編にともない新時代を漂わせる中起こったプロ野球界ストライキ。その次の日、札幌ドームで行われた試合はダイエーが3回に6点を取るなどダイエーリードだった。しかしそこから9回裏に日本ハム打線が反撃を開始し同点に追い付くと二死満塁の場面で新庄剛志(登録名は「SHINJO」、以下同じ)が起死回生となるサヨナラ満塁ホームランを放った。しかしこの時歴史に残る珍事が起きた田中幸雄と抱き合った際に回ってしまったことがランナー追い越しとされ、SHINJOのホームランはサヨナラタイムリーフェンス越え単打になってしまった。

    しかし、この後のヒーローインタビューで、SHINJOは「今日のヒーローは僕じゃありません、みんなです!」という名言を残し、さらには「明日も勝つ!」と言ったところ、阪神が翌日から負けるという予想外のフラグ回収を見せるなど、まさに馬鹿試合の極みと言ってもいい試合になった。

    9月23日 横浜×巨人 「9月23日 27回戦」

    • 横浜11x-10巨人


    9回表に巨人が3ホームランで4点を奪うも、9回二死無走者から記録に残らないエラーが発生(ライト堀田一郎×2、ファースト清原和博×1)を犯し、4点取られて巨人は逆転負け。

    2005年(平成17年)

    3月27日 ロッテ×楽天2回戦(千葉マリンスタジアム)

    • ロッテ26-0楽天


    楽天イーグルス初年度を代表する馬鹿試合。初年度を知る楽天ファンはあんまり思い出したくない思い出と語る。

    前日、楽天イーグルスとしてのデビュー戦であった開幕戦。エースの岩隈が好投し、1-3で勝利。ファンや選手達にも今後に期待を抱かせるような勝利であった。だがしかし、この日は26-0と完敗。その後楽天は、シーズン100敗に迫る勢いで負け続けてしまった。(最終的には38勝97敗1分)

    1試合26得点はチーム1試合最多得点のロッテ球団記録、および完封勝利試合における最多得点(日本記録タイ、2リーグ制最多)である。

    2006年(平成18年)

    6月8日 中日×ロッテ6回戦(ナゴヤドーム)

    • 中日16-0ロッテ


    このカードはこの日までロッテの4勝1敗(1敗は川上憲伸のノーノー未遂)。ロッテはヤクルトと交流戦優勝をかけ、激しいデッドヒートを繰り広げていた。その一方、中日は前年よりも好調ながら千葉マリンスタジアムでは3タテを食らうなどロッテには翻弄されっぱなしだった。

    そんな中迎えたナゴヤドームでのカード最終戦。ロッテの先発は前年のパ・リーグ新人王の久保、中日の先発は2連続完投で大ブレイク中だった3年目・佐藤充。

    序盤こそ1安打無失点で中日打線を抑えた久保だったが、4回裏にアレックス・オチョアから浴びたタイムリーをきっかけに崩れだして5回途中6失点でマウンドをジャスティン・ミラーに譲る。だがそのミラーも1回0/3を投げて7失点、後続の小宮山、高木も失点するなど気がつけば18安打4四球16失点の大炎上。その一方で佐藤充は無四球7安打の好投で完封勝利し、3連続完投勝利を成し遂げる。

    2007年(平成19年)

    7月11日 ヤクルト×広島10回戦(神宮球場)

    • ヤクルト12-10広島


    2回目の神宮でのヤクルト×広島戦での馬鹿試合。ちなみに、各軍の監督である古田敦也とマーティ・レオ・ブラウンは1993年の試合の出場選手である。

    両チーム合わせてホームランが12本、しかもホームランを2本打ったのが4人など、何をやったらそんなことになるんだよと言いたくなる試合で、アレックス・オチョアのホームランに始まり、アレックス・ラミレスのサヨナラホームランに終わるという、ホームラン乱舞の試合となった。

    2008年(平成20年)

    4月6日 広島×横浜3回戦(マツダスタジアム)

    • 広島17-3横浜


    先発は高崎健太郎、2回に3点を失ったのを皮切りに4回以降、毎回失点を重ね、代打・喜田剛にも一発を浴びる始末、首位打者・内川聖一、本塁打王・村田修一という二人のタイトルホルダーを抱えながら最下位を独走する、この年の横浜を象徴する試合になってしまった。

    5月17日 中日×横浜7回戦(ナゴヤドーム)

    • 中日7-10横浜


    7回終了までは6-3で中日がリードしていたが、8回表1死後から横浜の反撃がはじまり1点差、8回裏に中日が1点を加え、抑えの岩瀬仁紀を投入して逃げ切りを図ったが失敗、5点を許し中日は大逆転負けを喫してしまった。

    2009年(平成21年)

    6月11日 ロッテ×広島4回戦(千葉マリンスタジアム)

    • ロッテ23-2広島


    ロッテが6回裏に1イニング最多記録を7つやってのけた試合。

    1イニング打者20人、1イニング15得点、15打点、3人目の井口資仁から15人目里崎智也まで3四死球を挟んで10打数連続安打、里崎の後に17人目今江敏晃までの15者連続出塁、井口からチェイス・ランビンまでの14連続得点と広島がかわいそうと思えるほどに打ち込み、得点を重ねていった。

    なお3番の大松尚逸は、日本プロ野球史上初の1イニング3打席を経験した(この回先頭の福浦和也は2打席目で代走・堀幸一を送られて退いている)が、このイニングで凡退した唯一の打者でもある(2打席で凡退、残り1アウトは田中雅彦の犠飛)。

    なお、ロッテは2013年交流戦の対広島戦向けに作製した“挑発ポスター”に

    今年こそ、1イニング
    打者三巡狙います。

    という文章をデザインしているが、それはこの試合が元である。

    2010年(平成22年)

    4月3日 ヤクルト×横浜2回戦(神宮球場)

    • ヤクルト13x-12横浜


    両チーム合計38安打という大乱打戦。デーゲームであるが、最後のサヨナラホームランのシーンだけ観るとナイターと見紛うほど。

    9回裏、横浜の守護神・山口俊がヤクルトの代打・川本良平に高めのストレートを打たれ逆転サヨナラ負け。この年FAで加入した橋本将の謎配球(ストレートに強く、変化球の不得意な川本になぜか4球連続ストレート)がクローズアップされ、橋本の正捕手の地位はほぼ無くなった。

    ちなみに、横浜の1試合チーム22安打は敗戦チームの1試合最多安打記録である。

    2011年(平成23年)

    8月18日 ヤクルト×横浜13回戦(神宮球場)

    • ヤクルト10-10横浜


    快進撃を続ける首位ヤクルトと、投手陣のもろさが露呈した最下位横浜との一戦。横浜が最下位に低迷する要因が分かった試合と言う人もいる。

    試合後は当然ながらやじが飛び交った

    2012年(平成24年)

    7月26日 ヤクルト×広島12回戦(神宮球場)

    • ヤクルト12-16広島


    3回目の神宮でのヤクルト×広島戦での馬鹿試合。
    両軍合わせて35安打、28得点という「統一球ってなんだっけ?」と言ってしまいたくなるような試合。ちなみに、2チームの得点合計28得点という結果に。
    4回表までに廣瀬純の満塁ホームランを含むホームラン2本を放つなど広島が0-13と大量リードしていたが、4回裏に広島内野陣が3エラーを犯してしてしまい、前田健太が3点を失うと一気にgdgdになってしまい、どうしてこうなったと言いたくなるような展開となった。

    なお、広島対ヤクルトということで、上記の17x-16やホームラン12本の打ち合いの試合を思い出したファンもいるとかいないとか

    2013年(平成25年)

    5月10日 DeNA×巨人6回戦(横浜スタジアム)

    • DeNA12x-10巨人


    二度あることは三度ある。1998年、2004年に続いてまたも横浜スタジアムでのこのカード。

    初回巨人の攻撃は、立ち上がりの高さ危険太郎もとい高崎健太郎を攻め、二死満塁から亀井善行の走者一掃3点タイムリーツーベース、続く村田修一の2ランホームランでいきなり5点を先制するが、その裏のDeNAの攻撃、二死一塁から4番トニ・ブランコの2ランホームラン、さらに続く中村紀洋の2者連続となるホームランで御退散5-3と反撃する。

    その後、5回裏まで両者ゼロ行進が続いたが、6回表・7回表の巨人の攻撃で計5点を追加し試合は10-3という一方的な展開になるかと思われた。

    しかし7回の裏、DeNAは代打・多村仁志の2ラン、ナイジャー・モーガンの2者連続ホームランで10-6とし、ブランコのタイムリーを加えて10-7とし、未だ無死二・三塁で中村のレフトオーバータイムリーツーベースで10-9、打者7人連続安打というかつてのマシンガン打線を彷彿とさせる攻撃で、まだまだ試合の展開はわからなくなった。

    8回裏、巨人のセットアッパー・山口鉄也を攻め二死満塁となって、バッターボックスには今日まだアウトになっていない中村紀洋を迎えた。一打逆転の場面であったが、見逃し三振に倒れ、10-9のまま9回に突入する。

    9回裏、マウンドには巨人の抑え・西村健太朗が上がった。先頭打者金城龍彦の打球はホームで跳ねて一塁線上へ飛び、これを塁審がファール宣告し金城が走塁を止めたのだが、その後打球はベースに当たり、捕球した一塁手がチームメイトに促されてベースを踏み、ベース手前の打球判定優先権がある球審の権限で判定がファールからアウトに覆ったことでプレーが途切れた。これで終わりかとも思われたが、監督・中畑清の猛抗議に発奮したのか一死無走者から高城俊人がレフト前ヒット、続く代打・後藤武敏もレフト前ヒットと続き、途中出場ながら2打数2安打1本塁打の多村を迎えることとなる。2ボール2ストライクと追い込まれるも、低めの球をライト方向へ流し、横浜に戻る喜びを味わうサヨナラスリーランホームランで決着を付けた。

    両軍合わせて8本のホームランが飛び交う乱打戦だった。なおこの試合は、5日前に国民栄誉賞を授与された巨人終身名誉監督である長嶋茂雄が観戦しており、奇しくも氏は1998年の馬鹿試合(上述)の際に巨人監督を務めていた。また、この試合のTBSの中継で解説を務めていたのは、1998年の馬鹿試合(上述)の際に敗戦投手となっていた槙原寛己であった。


    2014年(平成26年)

    9月13日 阪神×広島21回戦(阪神甲子園球場)

    • 阪神5-17広島

    2位を争っていたチーム同士の直接対決。初回に広島が阪神先発の岩貞祐太を攻め5点を先制。阪神も広島先発の大瀬良大地を攻め2点を返し、さらに2回には上本博紀の犠牲フライで1点を追加した。阪神は4回にノーアウト2塁のチャンスをつかむも凡退、その後阪神3番手の金田和之と4番手の筒井和也が広島打線に襲われた。広島は5回、6回、7回に2点ずつ追加(6点のうち5回の1点と6回の2点は堂林翔太のホームラン)、8回にも鈴木誠也から田中広輔までの連打で一挙6点をとり、15安打17得点で大勝した。阪神が甲子園で17点以上を失ったのは、1950年4月16日の巨人戦(18失点)以来64年ぶり。

    2015年(平成27年)

    5月28日 広島×ロッテ3回戦(マツダスタジアム)

    • 広島10-12ロッテ

    もはや交流戦名物となりつつあるロッテと広島の乱打戦。またしてもロッテが制した。

    7月22日 日本ハム×楽天18回戦(札幌ドーム)

    • 日本ハム6-19楽天

    楽天が球団記録となる1試合19得点を上げて圧勝。特に序盤の3イニングだけで17点を奪うなど、終始試合の主導権を握ったままでの勝利だった。

    8月13日 西武×日本ハム19回戦(西武プリンスドーム)

    • 西武8-11日本ハム


    8月19日 巨人×阪神19回戦(東京ドーム)

    • 巨人12-3阪神

    巨人が5回に1イニング12得点と激発。先発の内海哲也がソロホームラン2発を浴びて4回途中で降板するというアクシデントもあった中での馬鹿試合となった。

    2016年(平成28年)

    6月5日 ヤクルト×オリックス3回戦(神宮球場)

    • ヤクルト9-14オリックス


    2017年 (平成29年)

    5月6日 阪神×広島8回戦(阪神甲子園球場)

    • 阪神12-9広島

    この年、熾烈な首位争いを繰り広げていた両チーム、先発投手難に悩む阪神・金本知憲監督はこの大事な試合にドラフト6位新人・福永春吾を抜擢、しかし、福永は重圧に呑まれて四球を連発し丸佳浩に2点本塁打を浴びて4回6失点KO、リリーフした松田竜馬も5回に3点を失い試合は終わったかと思いきや、5回1失点の広島先発・岡田明丈が6回に4四死球を乱発するなど突如くずれて7失点、リリーフした中田廉、薮田和樹、(仲尾次)オスカルも流れに飲み込まれて失点を重ね、9点を先取しながら9対12で敗れる赤っ恥の試合となってしまった。この日、9点差の呪いとしてその名と共に刻み込まれる事となるその名は「血涙の9点差」…しかし1年後の同時期に広島は…

    10月15日 クライマックスシリーズ第1ステージ 阪神×DeNA第2戦(阪神甲子園球場)

    • 阪神6-13 DeNA

    「第2ステージの広島戦をずらすわけにはいかない」という理由だけで大雨の降りしきる阪神甲子園球場で試合を強行、投手陣はぬかるんだマウンドに文字通りふんばることができないうえ、打球は水の浮いたグラウンドに止まる始末、この最悪のコンディションに両軍は失点を重ねていくが、打力に勝るDeNAが13-6でこの乱戦を制し第3戦も勝利、第2ステージでも広島を破り、日本シリーズに出場することとなった。

    2018年(平成30年)

    従来の記載方針に則ると対象試合が多すぎるため、応急措置として2018年のプロ野球の馬鹿試合に分割されました。こちらを参照ください。

    ※2018年の記載量・記載方法についてコメントにて議論されています。編集者の方は一読願います。

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