概要
3Dモデルとは以下の通りである。
後者の場合、「3Dモデル」とは以下のような情報が内包された塊である。
- 物体の表面データである「メッシュ」
- メッシュに材質などのパラメーターを与える「マテリアル」
- メッシュ表面の色やマテリアルに渡すパラメーターを細かく制御する「テクスチャ」
- メッシュの置かれた状況とマテリアル、テクスチャの情報から現実世界の物理現象を再現し、色情報を生成するスクリプト「シェーダー」
- メッシュを動かすための骨組み「ボーン」
- ボーンを自動で動かす「アニメーション」
3DCGソフトウェアではこのような3Dモデルの情報をもとに、照明やカメラの情報などを加えて、計算によって画像を生成することを目的としている。
3Dモデルはいわば、仮想的なアクションフィギュアと言える。
バーチャル界隈
バーチャルYouTuberやVRchatなどでは、いわゆるアバターを指す言葉として3Dモデルという言葉を使うことが多い。
3Dモデルの制作には非常に高度なスキルが要求されるため、バーチャル界隈にチャレンジするにあたってモデルは自作せずに購入..といったユーザーも多い。
そのため、作品共有サイトなどで完成済みの3Dモデル(主に人型)が販売されており、これを各種アプリケーションで利用することができる。
制作
制作するにあたっては3DCGソフトが必要で、その種類はプロ用アマ用多種多様である。
先述のバーチャル界隈で使われる人型の3Dモデルは構造などが標準規格で定められていることも多いため、クオリティがそれ程高くないものであれば、初心者でも短期間で作成が可能。
他サイトでの定義
3Dモデルとは、3DCADを用いて作成された立体的なモデルデータをいいます。 実物があるわけではなく、仮想空間に作成されたデータは、実物と同様に3Dモデルの部品同士を組み合わせてシミュレーションが可能です。 また、3DCADを用いて立体的な3Dの形状を作ることをモデリングといいます。(ソリッドモデリングとは?3Dモデルの基礎知識と表現方法 | CAD/CAMコラム ...)